私は、経済学部経済学科1年の藤井美矩です。
2025年9月3日から10日までの7日間、シンガポールの南洋ポリテクニック(NYP) 短期体験留学に参加しました。そこでの1日1日は私にとってみるものすべてが新鮮で、日常そのものが学びの場でした。
私は、NYPの寮で、ともにこのプログラムに参加した広経大生と共同生活を送りながら、平日の午前は授業を受け、午後や休日には英語でコミュニケーションをとりながら現地の学生や大学の仲間と一緒にシンガポールの名所めぐりやホーカーセンター、電通スポーツアジア(シンガポール)という企業を訪問させていただくなど、様々な貴重な体験をさせて頂きました。
シンガポールは、中華系、マレー系、インド系など多様な民族や文化が共存している多民族国家なので、多種多様なレストランやエリアごとに変わる建物の雰囲気など見ていてとても興味深かったです。
私たちが受けた大学の授業は、数名の現地学生と実際に日常会話でよく使われる英語での会話練習や目上の人へメールを英語で送る際の丁寧な表現の仕方などを学び、より体験的・実践的なものでした。
そして、最後の授業の日にはグループになって現地の学生に向けてシンガポールの好きな料理や体験したこと、日本とシンガポールで異なる事や文化をスライドにまとめ英語で発表しました。
人前で発表することに加えて、英語で発表するという事に慣れていない私は、震えながらも、何とか乗り越えることができました。
そのようなことを経験する中で、私の英語が、現地の方々に伝わりづらかったことにショックを受け、きれいな文法・発音で話すことができるようになることを目標にして励んでいこうと考えたことはもちろんのことですが、体験留学中のある夜の帰り道のこと、NYPの仲良くなった学生の中のある一人に今夜は、礼拝をしている人がいるかもしれないから静かに帰る必要があるといわれました。
そのような話を聞いたことで、文化や民族が融合しているシンガポールの人々が治安よく平和に暮らしているのは、お互いの文化を尊重しあえているからこそなのだと実際に感じました。
私は今回の体験留学を通して、もっと様々な日本とは異なる文化に触れ、経験していきたいと思うようになりました。
そのために、帰国後は、大学にある「ランゲージパートナー」という日本に来る留学生と交流するためのプログラムに参加したり、短期や長期の語学留学に挑戦して語学力を極めていきたいと考えるようになりました。
そして、将来は極めた言語を活用して社会に貢献することができるグローバルな人材になることを目標に励んでいきたいと思うようになりました。










