興動館プロジェクト

「興動館科目」の学びを活かして、学生主体のチームでプロジェクトに取り組み、社会の現場で活躍できる実践力を養います。

興動館プロジェクトの特徴

興動館プロジェクト風景

● 国際交流・社会貢献・地域活性・経済活動などで、学生が集団で活動に取り組み、「何か」を達成します。
● プロジェクトの企画・実行など全般において学生が主体的に活動します。
● 実社会で必要な人間力を養い、「ゼロから立ち上げる」興動人として活躍する人材を育成します。
● 各プロジェクトに、学生の活動をサポートするコーディネーター(教職員)を配置しています。

主催プロジェクト

大学が主催するプロジェクトです。

公認プロジェクトA

50名以上の参加者を集め、興動館運営委員会で認められたプロジェクト。1プロジェクトに対し、最高1000万円まで費用を援助します。

公認プロジェクトB

20名以上の参加者を集め、興動館運営委員会で認められたプロジェクト。1プロジェクトに対し、最高500万円まで費用を援助します。
※活動中に参加学生が50名以上となり、審査を通過した場合は公認プロジェクトAに昇格することができます。

準公認プロジェクト

5名以上20名未満の参加者を集め、興動館運営委員会で認められたプロジェクト。1プロジェクトに対し、予算の範囲内で援助します。
※活動中に参加学生が20名以上となり、審査を通過した場合は公認プロジェクトB以上に昇格することができます。

入門プロジェクト

3名以上の参加者を集めれば、いつでも立ち上げることができます。募集期間は通年です。1プロジェクトに対し、最高5万円まで費用を援助します。
※活動中に参加学生が5名以上となり、審査を通過した場合は準公認以上に昇格することができます。
 

先輩Voice

興動館プロジェクトの魅力はコレ!

所属プロジェクト:地域発信プロジェクト

経済学科4年
吉本 あいさん
広島県・広島国際学院高校

●プロジェクトに参加したきっかけは?
 私は小さいころ、路面電車が好きでした。家族で電車に乗ってお出かけすることにワクワクしましたし、いろいろな形の電車を見ているのも楽しかったからです。ある日、路面電車に乗っていた私は、外国からの観光客にとても親切にしている運転手さんに出会いました。優しくてかっこいい運転手さんは私の眼にはヒーローに映り、ますます大好きになりました。
広島の代表的な乗り物であり、広島市民や旅行客などを乗せて走る路面電車は、広島の活性化に大きな役割を果たしています。また、原爆投下わずか3日後から再び広島の街を走り始めた路面電車は、広島市民を大いに勇気づけた復興の象徴であり、誇りでもあります。
 高校生になり、こうしたことがわかるような年齢になったとき、漠然と「私も広島の活性化に貢献できる仕事をしたい」と考えるようになりました。
大学入学後、いろいろなプロジェクトを見学している中で「地域発信プロジェクト」を知り、このプロジェクトで活動すれば、将来の夢のために必要な力を身につけられるのではないかと思い、参加しました。

●プロジェクトの活動で印象に残ったことや学んだことは?
 地域の特産品生産者とそれを商品化する企業を私たちがつなぐことで、新しい商品が生み出されていく過程がワクワクして大好きです。その商品を私たちの手で販売し、手に取っていただいた方の反応を直接見ることができたのは、地域の魅力が伝わったという喜びを感じる貴重な体験になりました。
 この活動をしていくなかで、私たちの未熟な提案に真剣にアドバイスをくださったり、快く協力していただけたりするなど、地域の方々の愛情や優しさを感じる場面が多々ありました。このことから、私たちが全力で活動できるのは、これまで地域の方々と良好な関係を築いてこられた先輩たちのおかげだと気づきました。先輩たちが良好な関係を築いてくれたからこそ、プロジェクトを応援してくださる方々の協力を得ながら生産者と企業をつなぐ活動ができ、地域に誇れるものを生み出す活動ができるのだと学びました。
この学びから、物事を成し遂げる第一歩として、まずは人と人との良好な関係を積み重ねて、続けていくことが大切であることを学びました。

●この学びを今後、どのように活かしていきますか?
 これからも、目の前の方との良好な関係を積み重ね、多くの方々とつながりを大切にしていきます。そして、今後は私も誰かの夢を応援できる人になりたいと思います。
この経験と学びを活かしながら、「広島の活性化に貢献できる仕事」をしたいという夢を叶えるために、誰もが誇れる広島の姿をイメージしつつ、歩み続けたいと思っています。



所属プロジェクト:祇園から食品ロスなくそうプロジェクト

ビジネス情報学科3年
繁浪 駿汰さん
島根県・出雲商業高校

●プロジェクトに参加したきっかけは?
 高校時代にSDGsについて学んだことで社会貢献に興味を持ち、実際に何かに取り組んでみたかったのですが、その機会がありませんでした。大学入学後に、興動館が主催する「新規興動館プロジェクト立ち上げ説明会」に参加した際、食品ロス削減の取り組みのアイデアをお聞きし「これだ」と思ったのと、新しく自分たちで何かを始めることの魅力も感じたので、2021年度にリーダーとしてこのプロジェクトを立ち上げました。

●プロジェクトの活動で印象に残ったことや学んだことは?
 人が生活する上で「食」は必要です。だから食品ロス削減に関する活動を幅広く考えることができるのが面白いと思いました。これまで、大学のある祇園地区に住む方々を対象として食品ロス削減の意識向上を目指したオリジナルすごろくやクイズを実施するイベントに取り組んできました。今後は、祇園に住む方々のうち私たちのような若い世代に対象を絞って、取り組んでいきます。私もそうなのですが、若い世代の方々は料理を作ることに慣れておらず、食材を無駄なく使うノウハウが少ないことから、食材を使いきれるレシピの紹介などの食品ロス削減に向けた啓発を行う予定です。また、新たに農家の方や子ども食堂などを支援している団体と連携して、啓発だけでない食品ロス削減に向けた活動も考えています。
 この活動に取り組むことで、私自身もスーパーに陳列されている食材は前から取ったり、必要なものだけを買ったりするようになりました。この、「必要なものかどうかを考える習慣」は、食材を購入する際だけではなく、リーダーとしてメンバーと一緒に活動するうえで「何のために行うのか?」「本当に必要なことなのか?」を自然と考える習慣につながったと思います。

●この学びを今後、どのように活かしていきますか?
 プロジェクトを立ち上げる前の私は、与えられたことだけをやることが多く、自分が取り組んだことがどうなるかまでは考えずに生活してきました。ですが、プロジェクト活動に取り組んだことで「何のために行うのか?」を普段から考える力がついたことで、一つひとつの行動の意味を理解するようになりました。行動の意味を理解すると、やる気やモチベーションが上がってきますし、「次に何をすべきなのかの手がかり」が見えてくると思います。
 まだ将来の具体的な進路は決めていませんが、今後のプロジェクト活動を通して見つかるであろう手がかりを頼りに、自分を信じて後悔の無い選択をしたいと思います。




主催プロジェクト

インドネシア国際貢献プロジェクト国際交流

フェアトレード活動を通じてインドネシアの生活水準の向上と伝統工芸品の継承を目指す。
2010年10月、インドネシア ジャワ島中部にあるムラピ山の噴火により多くの被害が出ました。そのため、2011年度は周辺地域の復興を目指し「被災者を元気にする」「被災者の生活を安定させる」を目的とした活動に取り組み、2012年度は、目的を「ビジネス活動を通じて平和を築く」に変更して活動を行いました。その後、被災地の復興にも目途が立ったため、2013年度からは、伝統工芸品を使ったビジネスモデルを確立することで、生産者の生活水準の向上と伝統継承を行うことを目指した活動をしています。具体的には、インドネシアの伝統工芸品である「テヌン」という布を用いたオリジナル商品の開発や技術支援を行い、商品を日本とインドネシアで販売しています。今後も国内外の協働団体と連携をより深め、インドネシアへの貢献活動を進めて行きます。

子ども達を守ろうプロジェクト社会貢献

子ども達が安心で安全に過ごせるまちづくりを目指して。
地域の方々と連携して、子ども達が安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。
活動の中心は、近隣の小学校で行う「ガードボランティア」。これは不審者から子ども達を守るために、学生が校庭内を見回ったり、休み時間に校庭で子ども達と遊んだりする取り組みです。日々の活動を通じて子ども達と仲良くなり、保護者の方々からも信頼を得ています。そのほかクリスマス会や夏休み宿題お手伝いイベント、未就学児を対象とした防犯イベントなどを開催し、地域の方々や子ども達と交流を深めています。
2022年度は、ガードボランティアのマニュアルを作成しました。今後は、このマニュアルを広く配布することで、様々な場所で地域の子ども達を守っていく活動を展開する団体が増えてくれることを期待しています。
活動開始から17年が経過し、その功績が認められて、2017年11月には文部科学大臣表彰学校安全ボランティア奨励賞を受賞しました。
コミュニケーション能力や企画・実行力などを養い、今まで培ってきた地域の方々とのつながりを大切にし、今後もより多くの人に活動を知ってもらえるよう幅広く活動していきます。

武田山まちづくりプロジェクト地域活性

地域の人々とともに里山を通じたまちづくり。
本学の裏にそびえ立つ武田山は、地域のシンボルとして親しまれています。プロジェクトの目標は、この武田山の自然を守り、その資源をまちづくりの施策として活かすこと。具体的には、大学の第三校地西側の山林を「たけだの里」と命名し、開発をしています。この「たけだの里」には、地域の憩いの場として親しんでもらえるように、間伐材を使ったステージやベンチを設置し、四季折々の様々な植生が楽しめる里山の再生をめざしています。
また、地域の方々との交流イベントなども開催し、自然体験だけではなく、森林の持つ土砂災害防止機能という観点から防災啓発などにも力を注いでいます。
今後も地域資源の保全と活用を地域の方々と共に取り組んでいきます。

カフェ運営プロジェクト経済活動

学生が主体的にカフェ運営に取り組み、ビジネスのノウハウを習得。
興動館1階にあるHUE Cafe´「Time」を学生だけで運営しています。私達は、運営上の様々な課題をメンバー全員で解決したり、商品開発、広報活動、シフト作成、資金管理等をすべて学生だけで行ったりすることで、一人ひとりが経営者として必要な様々な経営戦略を学んでいます。
通常の営業以外にも、地域の雑貨団体や子育てサークルとの共同イベント、音楽教室のピアノ発表会、興動館の他プロジェクトと共同でのイベントの開催も行っています。また、庄原市八鉾自治振興区へ農業体験に行き、そこで生産される商品を使用したオリジナルメニューを開発することで、庄原市や特産品の広報につなげたり、地域の方が主催するイベントに積極的に出店することで、地域活性化のお手伝いをしたりもしています。
「カスタマーファースト~地域とともに」を経営理念に掲げ、お越しいただいたすべてのお客様に満足していただけるサービスと空間づくり、地域の問題にアプローチすることで地域全体に必要とされるカフェ、愛されるカフェを目指しています。

公認プロジェクトA

該当なし

公認プロジェクトB

スポーツによる地域活性化プロジェクト地域活性

スポーツの力で広島を盛り上げます。
スポーツ王国広島に拠点を置くスポーツチームを盛り上げ、広島の地域活性化に繋げることを目的に活動しています。
現在は、広島に住む方々にスポーツに対する興味・関心を持ってもらい、観戦のきっかけをつくるために、選手を招いた応援イベントや観戦会等を自分達で企画・運営しています。
また、大学近隣にあるスポーツ少年団などに所属する、公式戦に出場する機会の少ない小学校低学年児童を対象としたサッカー大会を開催するなど、地域の方々とスポーツを通じて交流する活動も行っています。
トップス広島※と連携した活動にも取り組んでおり、現在「トップスニュース」を隔月で発行しているほか、2021年度にはトップス広島加盟チームのメッセージリレー動画と応援ポスターを制作しました。

※トップス広島…正式名称、NPO法人広島トップスポーツクラブネットワーク。広島県の10競技11団体のスポーツチームが連携し、地域密着や活性化に貢献する活動を行う。

カンボジア国際交流プロジェクト国際交流

未来のために、今できることを!
カンボジアには40年以上前、独裁政権による影響で多くの教師や医者などの知識人が犠牲となった悲しい歴史があり、教育環境の整備が大きな課題となっています。将来のカンボジアを担う子ども達が、自分達の未来に夢や希望を持って学べるよう、広島の戦後からの復興のプロセスを記した副読本を製作し、現地の小学校でオリジナルの授業を展開する活動を行っています。これまでに2冊の副読本を完成させており、現在は新しい副読本「AOGIRI」の製作に取り組んでいます。
また、本学と姉妹校提携を結んでいるパニアッサストラ大学と連携を強化する現地イベントの実施や、カンボジアで問題となっている衛生環境を改善するための衛生教育活動を日本の企業や現地の教員養成学校の学生・教員達と連携し実施しています。
カンボジアの子ども達の未来のために、私達ができる活動を進めています。

コミュニティFM放送局運営プロジェクト地域活性

地域に愛され、信頼されるコミュニティFM放送局「FMハムスター」!!
FMハムスター(79.0MHz)は、広島経済大学のスタジオから、安佐南区やその周辺に向けてラジオの放送を行っています。
このプロジェクトでは、学生が中心となって番組制作や電波送出といった放送局の運営に携わります。地元の方々や企業への取材、さらには安佐南区役所からの情報を伝えることを通して、地域性に富んだ番組を提供することが狙いです。
今後も、地域に根差した番組制作に力を注ぎ、地元公民館や地域団体とのさらなる連携の構築を図っていきます。
「地域に愛され、信頼されるコミュニティFM放送局」実現へ全力を尽くします。

広島ハワイ文化交流プロジェクト国際交流

広島とハワイだからできる新たな可能性を探して・・・。
19世紀末、日本政府主導でハワイ王国に労働者を送り出す「官約移民」という制度がありました。約3万人がハワイへ渡りましたが、そのうちの1/3(最多)が広島県からでした。こういった経緯から、現在に至るまで広島とハワイは友好関係が築かれています。しかし、時代が過ぎていく中で、両地域の若者の中にはこの歴史を知らない人が増えてきました。
過酷な労働環境の中でも、日本人としての誇りを忘れず実直に働くことで、異国の地で信頼を勝ち取ってきた先人達の歴史があります。私達は、ハワイに渡航することで移民の子孫である日系人の方たちと交流して話を聞いて「移民の歴史」を知り、これを広島とハワイの若者たちにを伝え、急速にボーダーレス化が進むグローバルな時代に海外で何かを成し遂げるためのヒントを提供することで、彼らが勇気を持って海外に積極的に飛び出していくための第 1歩を後押しすることを目指しています。
これまで、両地域の若者が行き来するための「スタディツアー」を企画し、ハワイ島ヒロ高等学校の生徒を迎え、私達が広島の文化・歴史を伝えたり、広島県内の高校を訪問して移民の歴史を伝える授業を行ったりしてきました。
今後もこれまで以上に広島とハワイの若者の懸け橋となれるよう活動していきます。

準公認プロジェクト

太田川キレイキレイプロジェクト社会貢献

太田川清掃を通じて環境保全や地域活性の実現をめざす。
地域の方々と太田川の素晴らしさやその環境保全について学び、いま以上に太田川に愛着をもってもらいたいと考えています。そのため、太田川の河川敷を主な活動拠点として、清掃を中心とした活動を行っています。
最近では、定期清掃に加え、地域や他大学の学生との交流を目的としたイベントも数多く開催しています。また、2018年度には広島県内の他大学の学生と環境保全に関することについて協議する団体「えーこじゃけん」を立ち上げました。今後も、えーこじゃけん参加学生達と、清掃イベントや交流会を行っていきます。
10年、20年後には太田川河川敷がもっともっと美しく、にぎやかになることをめざして活動しています。

中高生の夢・笑顔実現!!プロジェクト社会貢献

新しい一歩を踏み出せる「きっかけ」に。
学校から足が遠のいている子ども達やフリースクールに通っている生徒達を対象に、工作やレクリエーションなどのイベントを開催しています。
イベントを通して、様々なことに挑戦する楽しさを感じたり、夢や目標を持つことの大切さなどを一緒に学んだりしています。また、2014年度からは地域の中学校のふれあい広場へ毎週訪問して、生徒達と一緒に勉強したり、遊びや趣味などの活動をしたりなどのコミュニケーションを通じて、教室へ戻れるような働きかけを行っています。
これらの活動を通して、新しい一歩を踏み出せるような「きっかけ」を提供しています。このきっかけをもとに、最終的に子ども達が将来を考え、自分自身で未来へ向かって行動してもらうことを目的に活動しています。

若旅促進プロジェクト地域活性

©秋山誉夫(アキヤマ写真事務所)

若者に旅行の魅力を伝えるため、私達がオリジナルツアーを企画します!!
旅には、新しい出会いや発見、自分自身を成長させる経験や学びなど、様々な魅力があります。
私達は、若者にとって魅力的な旅行プランを考えるために、若者の旅への意識、旅行業の現状、魅力的な土地の文化や産業を調べています。その結果をもとに、中国運輸局や地方自治体の方々とともに、若者のニーズに合った旅行プランの作成をしています。
実際に現地へ行き、知らない文化や歴史など自分の目で感じたことを盛り込んだ魅力的な若者向けツアーを旅行会社に提案しています。
私達の企画したツアーによって若者による旅行需要を増加させ、観光による地方創生を実現させるべく活動していきます。

災害を知り未来へつなごうプロジェクト(旧:東北支援プロジェクト)社会貢献

被災した方々のために、私達にできること。
「東日本大震災で被災した方々に“笑顔”になってもらいたい」「自分達にできることは何なのか」そこからこのプロジェクトは始まりました。そこで、私達は被災地の方々と連絡を取り合いながら、メンバー内で話し合いを重ねました。実際に被災した方々との話の中で、一番印象深かった言葉は「震災を忘れないでほしい」というものでした。
私達は過去の災害を教訓として学び、その学びを基に、災害に対する心構えを主に広島県内へ伝えていきます。また、従来の東北の方々の想いを広島で伝える活動に加え、様々な防災団体と連携を取りながら災害についての学びを深め、メディアも活用して情報発信をしていきます。

動物のかけがえのない命を守ろうプロジェクト社会貢献

私達は「人と動物がより豊かに共生する社会」を目指す活動を行っています。
広島県は犬・猫の殺処分数で2011年に全国ワースト1位を記録したことがあるほど殺処分が多い県でした。その後、民間の動物保護団体が保護犬を全頭引取る活動を進めたことにより、2016年8月から数字上では殺処分ゼロを維持し続けていました。しかし、2020年度から一部で殺処分が再開され、不幸な犬・猫は今も後を絶たないのが現状です。私達はこの現状を少しでも改善するために、保護動物の実態をより多くの人に知ってもらうことを目指した「パネル展」を開催したり、小・中学生や高校生を対象として命の大切さを伝える「いぬねこ教室」を開催したりしています。
また、広島市動物愛護センターなどで保護されている犬・猫の世話をするボランティア活動を行い、保護動物の置かれている現状や根本的な問題について学んでいます。加えて、ドッグトレーナーなどの専門家から動物との正しいコミュニケーションをとるための基礎知識を平素から学んでもいます。
私達は活動を通して命の尊さを実感し、人と動物のよりよい共生社会が実現することを目指してこれからも活動していきます。

地域発信プロジェクト地域活性

マイナーをメジャーに!
本学が所在する祇園周辺には特産品がたくさんあります。しかし、祇園町商工会の方から「特産品がシンボルと言えるほど明確にPRされていない」という声がありました。また、地元企業や生産者の方から「学生目線での商品開発をして欲しい」「特産品をより多くの人に届けたい」という声もありました。
そこで私達は特産品を使用した商品を開発したり、イベントやチラシ、SNSを通じて多くの方に特産品の魅力を届けたりする活動を行っています。
特産品によって祇園周辺の知名度が広まり、多くの方が特産品を求め祇園周辺に訪れていただくことで、地域の活性化に貢献することを目的にしています。

祇園から食品ロスなくそうプロジェクト社会貢献

身近なところから行動を興すきっかけを!
私達は、SDGs 17の項目の中から「12.つくる責任、つかう責任」を取り上げ、その中でも食品ロス問題について焦点を当てて活動していきたいと考えています。
日本人の一人当たりの年間食品廃棄物量は、アジアではワースト1位となっています。食品ロスの問題を理解してもらい、飲食店や家庭での食品ロスを削減することで、食料資源の有効利用や地球温暖化の抑制の一助となることを目的としています。
食品ロス問題についてのポスターやチラシの作成、近隣の商業施設等で食品ロスに関する啓発活動などに取り組み、祇園からSDGsの活動を広げ、持続可能な世界を目指します。

スポーツを通じた共生社会実現プロジェクト社会貢献

障がい者スポーツを通した交流で、共生社会への意識を高める!
現在、性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、さまざまな人々が分け隔てなく暮らしていける共生社会の実現への取り組みが行われています。しかしながら未だ「共生社会」という言葉自体の認知も進んでいない現状があります。
そこで、私達のプロジェクトでは、共生社会の実現に一歩でも近づけるため、広島県内の障がい者スポーツに関係する組織・団体と連携しながら、本学学生や地域に住む方々が、障がいの有無に関わらずスポーツを通した交流を図れるようなイベントを企画・実施していきます。プレーを通して自然とコミュニケーションを図ることができ、また相互に尊重することができるスポーツの力を活かして、共生社会実現への意識を高めていきます。

入門プロジェクト

子ども達の未来をつくろうプロジェクト社会貢献

子ども達の居場所を作ります!
広島県では「ひろしま子供の未来応援プラン」において「すべての子供たちが、成育環境の違いに関わらず、健やかに夢を育むことのできる社会の実現」を掲げています。私たちのプロジェクトでは、食を通じて子どもたちの居場所をつくる「子ども食堂イベント」を開催し、多様な地域住民とともに「子どもたちが健やかに夢を育むことができる社会の実現」を目指して、大学生だからこそできる活動をしていきます!

アニュアルレポート

1年間の活動を成果や課題・改善点などで振り返る、興動館プロジェクトの年次報告書です。
「興動館プロジェクトアニュアルレポート」は、プロジェクトの1年間の活動をまとめた年次報告書です。各プロジェクトが1年間の活動を振り返り、プロジェクトの活動実績・成果・課題・今後の改善をまとめるとともに、学生個人の人間力がどの程度伸長したかを示したデータを掲載し、学内外に興動館プロジェクトの概要や学生の人間的成長をご理解いただく、書類として作成しています。

活動内容をもっと知りたい!

プロジェクトで活動したい!