「産学連携」による実践的な学び

広島経済大学では、官公庁・企業団体などと連携協働し、教育の質を高め、地域社会に貢献することを目的に取り組みを行っています。

産学連携事例1:藤谷 則夫ゼミ×しょうばら産学官連携推進機構

地域活性化PBLの実践

2020年度コロナ禍の中、本学経済学科の藤谷ゼミが、しょうばら産学官連携推進機構の産学官連携事業として依頼を受け、利用者が減少している芸備線及び庄原駅と庄原駅周辺地域の活性化を目的とした調査を行った。
現地視察や関係者へのインタビュー、地元住民へのアンケートを実施し、ダイヤグラムや鉄道設備、自治体の役割や観光プランなど広範囲にわたる検討を行い、短期・長期の活性化に向けた取り組みの提言を行った。
12月25日には、庄原駅周辺地区まちづくり協議会に対しての報告会を実施。まちづくり協議会の他に庄原市役所などからも参加があり、提言に多くの関心が寄せられた。今後もまちを元気にする取り組みを地域に発信していく。
また、調査した内容は、授業内で詳細にまとめ上げ、実に100ページにわたる報告書が作成され、第7回地域活性化中国・四国支部研究会においても、研究成果として発表された。
(2020年12月23日 大学オフィシャルサイトTopicsで掲載済)

 

産学連携事例2:細井 謙一ゼミ×オタフクソース株式会社

地元産業界と連携した実践的PBLを含む授業科目の実施

経営学部経営学科の細井謙一教授のゼミナール(3・4年次:演習Ⅰ・Ⅱ)の学生らが、主なゼミ活動の一つとして、毎年オタフクソース株式会社の協力を得て、オタフクソースへのマーケティング活動の改善提案を目的に、約3か月かけて取り組んでいます。その成果としてのマーケティング・プランの発表を、2017年からは高校生も参加できるオープンキャンパスの場で「リアル授業ライブ」として実施。オタフクソース株式会社の方をお招きし、改善案を直接プレゼンするだけでなく、会場内でディスカッションも行っています。

本学とオタフクソース株式会社は、双方の地域社会・地域経済に貢献することを目的に、包括連携協定を締結しました。これまでも「キャリアスキルズⅡ」、「インターンシップⅠ(国内)」などのカリキュラム面や、教員や学生の研究活動、興動館プロジェクトの一つ「広島ハワイ交流プロジェクト」との活動など、様々な分野での連携を行ってきました。これまでの取り組みを一層強化するとともに、お好み焼き業界や広島地域の食文化等に関する共同研究など研究活動での連携や、本学学生に日頃の学修を活かし実践できる場を提供いただくなど、新しい取り組みを実施していきます。

 

産学連携事例3:石川先生と食育に関心のある学生×新庄みそ株式会社

共同開発した、簡単・適量・美味しい「ゼロから始めるみそlife!!」を発売

石川明美教授(経営学部経営学科)と食育に関心のある学生が、新庄みそ株式会社と連携し、若者目線の新商品開発や若者への口コミ効果による消費拡大を目指しました。
定例会議を月1回行いながら、学生へのアンケート調査やスーパーでの店舗視察をもとに、パッケージデザインや販売方法について、学生目線のアイデアを盛り込んでいきました。若者に興味を持ってもらいやすくするために、カラフルな色を採用し、豆知識のクイズをプリントしたパッケージの即席みそ5個セットの個包装連結タイプ商品「ゼロから始めるみそlife!!(149 円税込)」を考案。2019年5月より販売開始しました。
また、若者がよく立ち寄る菓子売り場や飲料売り場にも置き、「ついで買い」の陳列方法を提案。「ついで買い」の傾向調査を行うためテストマーケティングを行いましたが、若者によるついで買いの傾向はみられないことが判明しました。
他にも、開発した商品をより広く周知するために、SNSを用いたキャンペーンを企画しましたが、実施するには至りませんでした。しかし、9,000個製造した即席みそは、地元スーパーであるフレスタの各店舗で販売し、2019年5月から2020年3月までの販売実績は約8割の7,000個以上に達しています。

 

産学連携事例4:石野 亜耶ゼミ×田中電機工業株式会社

スマートフォンアプリ「Bucci A HIROSHIMA」の開発を目指し、その根拠データとなる行動分析を担当

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて外国人旅行者の増加が見込まれていますが、外国人旅行客に必要な情報を提供するインフラ整備が十分になされているとは言えません。
そこで、石野亜耶准教授(メディアビジネス学部ビジネス情報学科)と石野ゼミナールの学生は、欧米豪からの訪日外国人を対象に、広島の観光情報を提供したスマートフォン用アプリ「Bucci A HIROSHIMA」を開発した田中電機工業株式会社と連携して、Flickrの画像データを利用した訪日外国人の行動分析及びTripAdvisorの口コミを利用した訪日外国人の不満点を分析し、居住国別におススメするスポットを変えること等の改善策を提案。本学から提出した分析結果データを基に田中電機工業株式会社が検証を重ね、スマートフォン用アプリが完成しました。

 

過去の連携事業実績

広島経済大学と包括的な連携協定先一覧

連携先 協定締結日 連携内容
株式会社サンフレッチェ広島 2021年1月31日 ・次代を担う若者の教育・人材育成に関すること
・スポーツ分野の学術研究に関すること
・スポーツ普及及び振興に関すること
・地域の産業の振興及び地域の活性化に関すること
・その他 相互に連携することが必要と認められる事項に関すること
一般財団法人お好み焼きアカデミー 2019年12月17日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
オタフクソース株式会社 2019年11月25日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
新庄みそ株式会社 2018年6月20日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
田中電機工業株式会社 2018年5月1日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
公益財団法人中国地域創造研究センター 2017年3月24日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
一般財団法人ひろぎん経済研究所 2017年3月24日 ・地域経済活性化に関する連携協力
・産業活性化に関する連携協力
・共同研究等に関する連携協力
・大学生の教育支援と人的交流の促進等
広島市信用組合
社団法人全国信用組合中央協会
2009年3月26日 ・地域経済活性化に関する業務協力
・産学連携にかかる具体的な方策
・大学生の教育支援等
広島市安佐南区役所 2008年12月5日 ・まちづくりの推進、教育・文化・スポーツの振興及び健康づくりの推進
広島銀行 2005年12月20日 ・地域経済活性化に関する業務協定
・ベンチャー・ビジネスに対する投資・融資支援等
・技術相談や共同研究等に関する業務協力