- 12/19/2024
- 社会・地域 教育・研究 学生の活動
12月16日(月)、関ゼミ(メディアビジネス学部ビジネス情報学科)が森永乳業株式会社との産学連携の一環として、同社が提示する課題の解決を目指したデジタルマーケティング企画の発表会を開催しました。

関ゼミに与えられたテーマは、同社製品「ビヒダスヨーグルト」の中四国エリアにおけるシェア拡大。地方の消費者に商品の魅力を伝えて指名買いを増やしたいという課題に対し、学生たちは3チームに分かれて4月から約9か月間、市場環境の分析やSWOT分析、4P分析といったマーケティング手法を用いて分析を重ね、得られた結果からターゲットの選定やコンセプトワークをおこない、議論を重ねて具体的なマーケティングプランを企画しました。
デジタルマーケティングを研究している関ゼミならではのアイデアに、森永乳業本社(東京)ヨーグルト・デザート事業マーケティング部の岡田祐美子マネージャーを始め多くの方からアドバイスをいただき、活発な意見交換となりました。
竹内豊 中四国支店長からは「若い学生ならではの視点で我々では思いつかないターゲット設定など、気づきが多く参考になった。市場分析から具体的な運用方法まで練られていて、少しアレンジすれば現場で使える提案ばかり。早速取り組んでいきたい」と総評をいただきました。
福田祐真さん(ビジネス情報学科3年)は、「企業の方がどういうことに悩んでいるのか、それをどう解決していくべきかを色んな方面から考える良い経験になりました。ビジネスにおいて相手の立場に立って考える素地が身についたと思うので、社会に出てからも多方面に活かせそうです」と振り返りました。