- 12/27/2024
- 社会・地域 教育・研究 学生の活動
12月21日(土)、経営学部経営学科の細井ゼミナール(2・3・4年次合同)が、カゴメ株式会社執行役員の宮地雅典氏をお招きし、産学連携によるマーケティング研究会を開催しました。
細井ゼミでは毎年恒例となっている本研究会。まず、宮地氏から「カゴメのマーケティング」と題して、カゴメが展開している「野菜をとろうキャンペーン」や「ファンづくり」の取り組みを中心に、ビジネス現場のマーケティングについて講演いただきました。
次に、細井ゼミの学生5チームが、事前に検討を重ねてきたカゴメのマーケティング活動に関する改善案を発表。「ヤサイーボウルで健康生活」や「野菜でつながる学生ライフ」、「ペットボトルで『ベジpure』生活」など、学生目線でのアイデアを披露しました。
総評では「単にアイデアを出すだけでなく、試作やアンケート調査をするなど、1ヶ月と短い準備期間のなかで裏付けまで取っていたのは素晴らしい」といった高評価の一方、実現するうえで不足している点などの指摘があり、学生にとってビジネス現場を知る有意義な時間となりました。
松永美咲さん(経営学科3年)は、「学生視点で考え抜いた企画でしたが、企業の方から見ればターゲット設定に現実とのズレやギャップがあるなど、普段の大学の講義では得られない学びや気づきが多くありました。自分たちの企画に則して『マーケティングを組み立てる時にはストーリーが大事』という考えの重要性を、より具体的にご指導頂けたのも良かったです。達成感や反省点が多々ありますが、それらを是非今後に活かしていきたいと思います」と振り返りました。