VOL4. 2019年夏・長期 オークランド大学ELA（ニュージーランド） 金 寧寧

私は広島経済大学に学部留学生として在籍していますが、ニュージーランド長期語学留学を志望した理由は、将来貿易関係の職業に就きたいと考えていたことが理由です。
そのためには英語でコミュニケーションを取れるようになる事が必須と思っていました。
そのため、ここで専門課程を勉強していますが、さらに海外に出て、本格的に英語を勉強したいと日々思っていました。

広島経済大学で海外の方々と交流した時に、ポーランドのクラクフ経済大学から来ている交換留学生とLanguage partnerになり、英語をもっともっと話せるようになりたいと思いました。英語力を高めるには、実際に海外へ行き英語圏で生活をすることがより早く自分の身になり、とても良い経験になると思い留学を決断しました。
ニュージーランドへ行くのは大変なことでしたが、貴重な経験でしたし、新しいことにチャレンジすることが好きです。文化の多様性は、様々な考え方や価値観を見せてくれます。環境に適応し、新しい友達を作ることをとても嬉しく感じています。
以前は自分の未来を心配し、何をするにも自分に自信が持てませんでした。しかし、ここで新しい経験を積み成長したように感じます。何事もまずは挑戦してみて、失敗を恐れず、失敗した経験を自分のものにしてできています。
早いもので留学生活も半分過ぎようとしています。最近は英語を話すのがとても楽しくて、会話をするのも聞くのもとても楽しいです。

私は、以前よりニュージーランドに興味がありました。自然がとても美しく、人々もフレンドリーです。最も気に入っているところは、ライフスタイルです。日本や中国に比べ、のんびりと生活をしている印象を受けていました。例えば、ニュージーランドのお店やカフェは開店時間がとても早くて、朝の通学時でも多くの人がゆっくりと談笑をしながら朝食を食べているのをよく目にします。しかし、閉店時間もとても早くて、日本に住んでいる時のように遅い時間に買い物をするのが不便に思う時もあります。週末はビーチへ行き、スローライフを楽しんでいます。
ニュージーランドは島国ですが多文化で、ニュージーランド人、マオリ人、アジア人、パシフィックアイランド人など様々な国や地域の人々がいます。これらの人々と交流するにはとてもよい国です。たくさんの国の人々と文化の違いについて話す機会があり、自分の価値観や視野を広げてくれるいい経験になります。

最初ニュージーランドに来たばかりの時、私は英語があまり話せませんでした。それでも毎日英語の環境にいると２、３か月たった自分のスピーキング力の向上を実感しています。国や文化が違う人や、目上の方々から聞く人生についての話や様々な経験を知ることができて、自分の価値観や視野も広がっていると感じています。今の自分にとって、英語を余すことなく勉強でき、常に英語で話すことができて、わからないことがあればすぐ聞くことができる環境に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は、今、Intermediateのクラスで学んでいます。１限目は主に教科書を使って文法を勉強しています。それを Speaking に活かし、早く自分の中に落とし込めるように意識しています。また自分の考えをペアになったほかの学生と話し合う時間がよくあるので会話の練習もできます。自分の知らない表現や単語を多く学ぶことができる授業です。
２限目は主にグループでのプレゼンテーションやディスカッションなどを主に行っています。例えば、授業中にグループに分かれて、オークランドの街に出ていき、プレゼンテーションの情報を集めました。他にも、ビデオを製作したり新聞やポスターを作ったり、プレゼンテーションを行います。他の学生と、協力して一つのものを一緒につくりあげる協調性を学び、また英語力も向上しました。

ニュージーランドは本当に美しい国です。人々が自然をとても大切にしているのがよくわかります。買い物をしているときもレジ袋は使わずに、エコバッグを使っています。山登りをした時に、山に登る前みんな靴を専用の水やブラシできれいにします。これは自然を守るために外敵から自然を守るためです。
１１月に友達とその友達のホストファミリーと旅行へ行きました。二泊三日でTaupoとRotoruaへ行きました。印象に残っているのがWhakarewarewa-The Living Maori Villageです。ここはマオリの村で、マオリ文化について知ることができました。実際に目の前でマオリ族の歌やダンスを見ました。とてもいい体験になりました。