興動人Voice 「ゼロから立ち上げる」興動人

司会、取材、ナレーター。 メディア制作活動で感じた表現することの面白さ

佐伯 茉優

佐伯さん1

テレビの世界への興味からメディアビジネス学科へ

もともとテレビを見るのが好きで、将来自分は何がしたいのかを見つめ直した結果、たどり着いたのがテレビ業界で働きたいという思いでした。高校の先生からの勧めもあって、この大学でメディアを学んでみたいと思い、進学を決めました。
メディアビジネス学科は、メディアを多方面から学べるのですごく勉強になっています。カメラなどの機材を扱うスキルだけでなく、メディアに関係する法律やリテラシーの問題など一般企業でも役立つ知識が身につきます。「メディアと経済」では、景気の良し悪しで流れるCMが変わることや、各業界の経済状況の変化と世間で起こった事件との関わりなども知ることができ、大変興味深かったです。

佐伯さん2

ラジオ番組制作を通してメディアを実践

学んだメディアを実践したいと思い、興動館プロジェクトのひとつでラジオ番組を制作し日々地域に発信している「コミュニティFM放送局運営プロジェクト」に所属し活動しています。
活動で特に印象に残っているのが、1年生のときに大学主催の学外イベント(興動祭)の司会者が体調を崩し、急遽ピンチヒッターを任されたこと。とても緊張しましたが、見ていただいた親子から「とても良かったよ」とか「今度ラジオ聴いてみるね」と言われたときは本当に嬉しかったです。
今では自信がつき、新番組を企画して採用されたり、生放送番組のメインパーソナリティも担当しています。
広島経済大学にはテレビスタジオやラジオブースが整っていて、挑戦すれば色んな機会があるので、カメラ操作や映像編集、ラジオのミキサー操作などのスキルが身についたのも良かったです。

佐伯さん3

放送局でのインターシップで広がった世界

メディアビジネス学科には業界出身の先生が多く、専門知識だけでなく職場での裏話もしてくださるので、その業界がとても身近に感じられるようになりました。
その影響もあり、2年生のときに南海放送株式会社のインターンシップに挑戦しました。
これまでは単なる憧れだった業界のことをより深く知ることができましたし、何より同じ道を目指す他大学の学生たちに刺激を受けました。また、業界でオールマイティに動いている女性社員の方を見て格好いいと感じ、もっと学んで本気で目指したいと思うようになりました。
今後役立つとアドバイスをもらい、気象予報士の資格取得にも挑戦してみたいと考えています。

佐伯さん4

「伝えること」を仕事にしたい

将来は放送局や企業の広報部などで「伝える仕事」に就きたいと考えています。
放送局の場合は、正確さと必要性を兼ね備えながら、日頃の楽しみや癒しとなるものを提供することを。広報部門の場合は、知ってもらいたい情報だけでなく受け手の為になる情報まで幅広く提供し、受け手が豊かになることを。
どちらの場合でも、人に正しい情報を伝え、人とモノを繋ぐことを大切にした「伝えていける人」になりたいです。

「自分がきっかけで人が変わる」
そんな大きな目標を胸に今、大学生活を楽しく東奔西走しています。

(2018年4月取材当時)

他の学生の声を読む