興動人Voice 「ゼロから立ち上げる」興動人

幅広い体験ができたのも、広島経済大学だから。4年間の成長が私の財産です

篠崎隆佑

篠崎さん1

インドネシアで貧困地域を支援する活動に参加

1年次から興動館プロジェクトの「インドネシア国際貢献プロジェクト」に所属し、2年次からは副リーダーを務めました。インドネシアのナーウェン地域において、フェアトレード活動を通じて貧困地域の生活水準の向上を目的に、特産品の「テヌンルーリック」という布を使ったペンケースやポーチなどの雑貨製作や技術支援を行ってきました。経済の学びを実践できるだけでなく、仲間と失敗を繰り返しながら一つのことに挑戦していく貴重な経験ができるのは、興動館プロジェクトならではだと思います。計3回の渡航のなかでも特に、現地の企業や村の人々と協力して、信頼関係構築のために「フェスティバル」と呼ばれる交流会を開き、絆を深める活動を行ったことは忘れられない思い出です。

篠崎さん2

キャンパスを飛び出して行ったゼミ活動

所属した岡本ゼミでは、大学を飛び出してさまざまな活動に参加してきました。例えば、毎年9月の座禅研修会では、座禅、草刈り、講演会などを通じ、自分自身を見つめ直すことができました。およそ1週間の共同生活で、ゼミ生同士の絆も深まりました。また、毎年2月には「オキナワを歩く」という行事も行っています。これは、3日間、カロリーメイトと水だけを持って、約50~60キロの距離を歩きながら、沖縄戦について学ぶもので、実際に戦争を体験された女子学徒隊の方からの話を聞き、各地で慰霊を行いました。当時を知る方々から貴重なお話を聞くことができ、平和の大切さを改めて考えさせられました。

篠崎さん3

毎日が充実していたキャンパスライフ

大学生活では、さまざまなものを吸収し成長することができました。インドネシアでのプロジェクト活動では、異国の文化や宗教、言語や生活の違いなどを肌で感じることができ、自らの「価値観」について再確認することができました。また、将来を意識し始めた3年次からは、キャリアセンター主催の公務員養成講座を受講。他の活動と両立しながら学内で受講でき、同じ志を抱く仲間と励まし合いながら学べたことで、地元である愛媛県警察への道を開くことができました。公務員養成講座を受講した仲間とは、今でも連絡を取り合っていますし、同じ道を目指す後輩の指導にも当たっています。週5日でスイミングコーチのアルバイトをしながら、プロジェクト活動、ゼミ活動そして公務員の勉強をするというハードな毎日でしたが、おかげで優先すべきことが的確に判断できるようなりましたし、学内外で充実した時間を持つことができたからこそ、今の自分があると思います。

篠崎さん4

大学で体験したことが、今の自分に繋がる

正直、第一志望の大学に入ることができずに、広島経済大学に進学した私ですが、興動館プロジェクトなど、他では味わえないようなさまざまな経験ができ、今では広島経済大学に入学してよかったと実感しています。私たち学生のことを親身になって考えてくれる職員の方にも助けられました。やる気さえあれば、学生の情熱を全面的にバックアップしてくれるところが、この大学の大きな魅力。大切なのは、大学で何を体験するかということ。自分のやりたいことについて思う存分チャレンジすることが、自分の財産となり人間としての成長に繋がります。大学時代に培った経験を活かしながら、卒業後は警察官として世のため人のために活動していきたいと思います。
(2017年3月取材当時)

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