- 11/11/2025
- 行事 明徳館 国際交流
ペルジケ空軍大佐をお招きし、11月4日(火)に明徳館5階で学生との座談会・昼食会を開催しました。
ペルジケ大佐は前日、第一次世界大戦中に俘虜として収容されたドイツ兵オットー・パーペ氏をしのぶ追悼式に参列し、さらに似島俘虜収容所跡も訪問されています。今回の来学は、その流れの一環として実現したものです。
座談会・昼食会には、毎年、追悼式を開催している竹林教授およびゼミの学生、国際交流ボランティアグループ「VIVA」の計28名の学生が参加しました。座談会では、英語で活発な質疑応答がなされ、ドイツの文化からヨーロッパの安全保障情勢、さらにはドイツや日本での「平和教育」についてまで多岐にわたりました。
学生たちからは、「日本とドイツとも平和の重要性と、戦争を二度と繰り返さないようにしたいと思う気持ちは同じなのだと気づくことができた。」、「ペルジケ氏もおっしゃっていたように次世代へ伝えていくことが大事だと思うので、そういう意見を知れたことや、ドイツの現状も知ることができて良かった。」、「平和には努力が必要だと思う。その努力について、ペルジケ氏へのみんなの質問を元に考えてみようと思った。」という感想がありました。
広島という地で、平和の意味をあらためて考える機会となった本座談会。
ドイツと日本、過去と未来をつなぐ貴重な交流の場となりました。



