藤原ゼミが平田観光農園と産学連携で、地域ブランド商品(いちごのクラフトビールやいちご味噌)を開発しました。

10/14/2025
社会・地域 教育・研究 学生の活動

10月9日(木)、藤原久嗣ゼミ(経営学部経営学科)の学生が、石田優子学長と一橋信之副学長を訪問し、平田観光農園との産学連携で取り組んだ地域ブランド商品の完成を報告、開発した商品を贈呈しました。

藤原ゼミでは、観光課題や地域課題を切り口に地域活性化に向けて取り組んでいます。そのなかで特に、学生が原材料の収穫・製造・販売活動まで一貫して関わる地域ブランド商品の開発を実践しており、今年度は広島県三次市にある平田観光農園と一緒に取り組んできました。
今回、学生のアイデアで開発した商品は3点で、いずれも農園の規格外いちごを使用したものです。

1.いちごの風味が香るクラフトビール「BERRY ALE」
2.いちごを使った特製ソースをあしらった「とろける苺ソースプリン」
3.いちごと味噌を掛け合わせた「いちご味噌」

いちごのクラフトビール「BERRY ALE」と「いちご味噌」

それぞれのラベルデザインやポスターも学生が制作しています。
クラフトビールは、今回も安芸乃国酒造(安芸太田町)の協力を得て完成させました。安芸乃国酒造との産学連携は今年度が最後となっており、藤原ゼミが手掛けるクラフトビールとしては集大成の商品となりました。

石原優輝さん(経済学部経済学科3年)は、「10月4日(土)と5日(日)の2日間、平田観光農園と川西郷の駅 いつわの里で販売実習を行いました。訪れた方々が実際に商品に興味を持って頂き、プリンを注文して『美味しい』と言ってくださる様子を目の前で見られて、自分たちが開発に携わったという実感と嬉しさがこみ上げました。おかげさまで目標数を完売することができ、この活動で少しでも地域活性化に貢献できたのであれば大変嬉しく思います」と、今回の活動を振り返りました。

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