- 10/28/2024
- 社会・地域 教育・研究 学生の活動
メディア戦略を研究し、メディアを通した企業の課題解決に取り組む後藤ゼミでは、三菱電機株式会社と提携を結び、同社開発アプリ「ekinote(エキノート)※」を使った、地域情報発信に取り組んでいます。

アプリの普及や活用に向けて課題を抱える三菱電機から依頼を受ける形でスタートした本産学連携プロジェクト。
10月16日(木)には、事業推進部の山本拓矢氏(ekinoteプロジェクトリーダー)と西村祐希氏(中国エリア担当)をお招きし、アプリ開発の狙いやアプリの利用方法、現状の利用状況からSNS戦略と課題点などを解説していただき、学生目線での改善点やビュー数の多い投稿記事の共通点(見てもらえるポイント)などを討論しました。
山本氏は「今日だけで参考になる意見を多く聴くことができました。エキノートの若者利用率(10-20代)は全体の8%とまだまだ少ないことが課題になっています。学生にアプリを利用してもらい、地域情報の発信に協力をしてもらうことで、若者にも使いやすいアプリに改善していくきっかけとしたい」と期待を寄せられました。
後藤ゼミの学生らは、議論で導き出した「見てもらえるポイント」を参考に大学近隣の駅周辺地域を取材し、学生目線での地域情報を発信していきます。
また、投稿した情報への反応や客観的評価を受けて改善することで、魅力的な情報の作り方を学び、地域情報発信による地域活性化を目指します。さらには、アプリを利用していく中で感じた若者が利用や投稿したくなる改善点を、三菱電機にフィードバックする予定です。
※ekinote(エキノート)とは
三菱電機が開発し、2022年にサービスを開始した、全国約9,100の駅を起点にグルメやお出かけ情報などを幅広く収集できる「駅と街のガイドブックアプリ」。ダウンロード数は約12万件。