- 4/10/2024
- 教育・研究
福田正太郎ゼミの浅井美加さん(大学院経済学研究科経済学専攻博士課程前期課程1年)が、税理士試験の財務諸表論に合格しました。
元国税専門官で税理士経験もある福田准教授が指導する本ゼミでは、企業経営における会計・税務の役割や活用法を研究しています。さらに、税理士や公認会計士を目指す学生への個別指導も行っています。
浅井さんは本学に入学して初めて簿記と出会い、会社のしくみやお金の流れについて理解できるようになることが楽しく、税理士を目指すようになりました。2年生で日商簿記2級を取得すると、3年生で税理士試験の必須科目「簿記論」に合格。4年生では、大学院の科目を先取りできる本学の「学部との5年プログラム」を利用し、もう一つの必須科目「財務諸表論」に合格しました。現在は、大学院で修士論文と税法科目に取り組んでいます。
浅井さんは「5年プログラムを利用し、福田先生の指導のもと、他の研究生と切磋琢磨しながら学ぶことで、財務諸表論を合格することができました。大学院では、今後も税理士を目指して修士論文の作成と税法に属する科目の勉強に励みます」と意気込みを語りました。
福田准教授は、「本学の大学院を修了することで、税理士資格取得に必須な税法3科目のうち2科目の試験免除申請が可能です。浅井さんの場合、大学院在学中に税法残り1科目の受験の機会があるので、大学院修了時点で税理士試験合格の目標を達成できるかもしれません。今後税理士を目指すすべての学生にとっての一つのロールモデルになれば嬉しい」と期待を寄せました。