オリンピアンの尾方准教授(スポーツ経営学科)が「走り方教室」で講師を務めました。

3/4/2024
社会・地域

2月18日、オリンピアンでスポーツ経営学科の尾方剛准教授が、本学総合グラウンドにおいて、小学生に走り方を教えました。これは、広島広域都市圏在住の小学生高学年を対象とした「ふるさとのプロとの交流~トップアスリートから学ぶ走り方教室~」で、主催する広島広域都市圏協議会(広島市)からの依頼を受けたものです。

尾方准教授は、広島広域都市圏の圏域内市町である熊野町出身で、世界陸上ヘルシンキ大会男子マラソンで銅メダルを獲得し、北京オリンピックに男子マラソン日本代表として出場した経歴を持っています。スポーツ経営学科でスポーツコーチング論などの授業を担当する傍ら、陸上競技部の中・長距離種目を指導する監督を務め、また箱根駅伝や全国高校駅伝などの解説者としても活躍しています。

走り方教室には34人の小学生が参加。陸上競技部の学生と一緒に準備運動や走る動作につながる基本的なトレーニングを行いました。最後はトラックを使って50mごとにバトンをつなぐリレーで対決。県内の大学で唯一、日本陸上競技連盟から第4種陸上競技場として公認されている立派なトラックで走れるとあって、みんな真剣な表情で、でも楽しそうに走っていました。

参加した小学生からは「楽しかったです。これから走る前には、教えてもらった準備運動などを取り入れて、もっと速く走れるようになりたいです」などの感想がありました。

「受講した小学生の皆さんが楽しく一生懸命に取り組んでくれて良かったです。サポートした学生は指導する難しさを体験できたと思うので、機会があれば次回に活かしてもらいたい」と尾方准教授。

アシスタントとして参加し、小学生と交流を深めた陸上競技部1年の廣田奏さん(経済学科)は「みんな真面目に聞いてくれて助かりました。教えることで自分たちのスキルアップにもつながるので、また挑戦したいです」と振り返りました。

参加者と広島広域都市圏マスコットキャラクターのひろしま都市犬はっしーとの集合写真

ここから未来のオリンピック選手が生まれることを期待しています。

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