宮地ゼミの学生が株式会社ポップジャパンとブックカバー「HIROSHIMAを読む」を商品化。廣文館で店頭販売を開始しました。

3/8/2022
社会・地域 教育・研究 学生の活動

2月26日(土)、メディアビジネス学部の宮地ゼミナールの学生が、ブックカバー「HIROSHIMAを読む」を廣文館 新幹線店にて販売開始しました。これは、株式会社ポップジャパンとの産学連携プロジェクトとして共同制作し、商品化したものです。

店頭販売に臨む宮地ゼミナールの学生

学生が学んできたメディアデザインの知識と、企業の技術・サービスを融合した商品開発に挑戦した本プロジェクト。学生は企画だけでなく、デザインから市場調査、販売計画までを行いました。様々なアイデアの中から地元をPRするブックカバーを制作することに決め、お好み焼きや牡蠣、広島弁など、学生が “推したい” 広島の文化・歴史・観光のイメージ6種類をデザインに採用。それぞれの広島を紹介するリーフレットも制作し、同梱しました。
店頭販売でのレイアウトの他、ポップジャパンに作っていただいた法被やのぼり旗も、学生のデザインになります。

「私たちが作った商品がいよいよお客様の手に渡る、と思うととても感動しています。」
そう話すのは、店頭販売ブースのレイアウトや装飾などを担当した3年の津畑明生さん。本プロジェクトの期間は当初1年の予定でしたが、コロナ禍のために約1年半を有しました。

「現4年生の企画アイデアを私たち現3年生がコンセプトをより明確にし、現2年生がブックカバーのデザインに使う素材を取材、撮影してきました。先輩から私たち後輩にしっかり思いが引き継がれたからこそ完成した商品だと思います。是非多くの人に手に取って見てもらいたいです」と喜びを語ってくれました。

立ち寄られた方に商品説明をする学生

宮地英和 准教授は「今回のプロジェクトを通して、学生は、“ものづくり”には多くの人々が関わっており、いくつもの課題を乗り越えて初めて商品化されることを学んだのではないでしょうか。この体験を通して、さまざまな“気づき”を得ることができたと思います」と振り返りました。

広島経済大学では、今後も地元企業との産学連携など実践を通した学びで、学生の成長を応援していきます。

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