興動館科目「人の行動を経済学で読み解く」をご紹介します。

興動館科目は「元気力」「企画力」「行動力」「共生力」という「人間力」を構成する4つのフィールドに多様な科目が配置されており、学生は問題意識や関心に応じて自由に科目を履修することができます。授業では、「グループワーク」や「発表」「フィールドワーク」などを重視しており、学生たちはそれぞれのフィールドが掲げている達成目標を意識しながら学習をすることで、実社会で必要な「人間力」を身につけていきます。

本授業は、企画力フィールド※に分類されています。
様々な状況下で人々がどのような行動をするのか、それを経済学でどのように分析できるのかを学ぶことができます。学んだ知識をもとにグループに分かれて具体例を作り、発表を行うことで、「問題解決力」や「プレゼンテーション能力」、「協働して成し遂げる力」を身につけていきます。

担当の山根 智沙子教授（経済学部 経済学科）は、この授業のねらいについて「人々の行動を分析することを通じて、自身が行動をする際にはまず『きちんと考える』という意識を持ってほしい。加えて、スマートフォンなどに頼らずグループワークの中で分析を行うことで、まずは自身で考えるという習慣を身につけてほしい」と話します。

授業を履修した学生からは、「初めて人の行動を分析してみて、考えて行動することの大切さに気づくことができた」「この授業で学んだことを所属しているプロジェクトに持ちかえり、対象者や参加者の行動を分析することで、より成果の上がる活動に繋げていきたい」などの声がありました。

実社会で活躍するための「人間力」を高めたい皆さん、ぜひ履修してみてください。