- 10/2/2026
- 行事 国際交流
9月24日、広島経済大学の異文化コミュニケーショングループ「ViVA」の学生と、12か国・地域から来日したばかりの23名の短期交換留学生が、広島市の平和記念公園を訪れ、「Peace Park Tour」を実施しました。
今回のツアーでは、まず被爆者の体験や平和への願いを次世代へ伝える「被爆体験伝承講話」を聴講しました。参加した学生たちは、一つひとつの言葉に真剣に耳を傾けました。教科書や映像を通して知る歴史とは異なり、実際に語り継がれる体験に触れることで、学生たちは「広島で起きたこと」を自分自身の問題として考える時間となりました。
講話の後、学生たちは広島平和記念資料館を見学しました。展示された資料や遺品、写真などを一つひとつ見つめながら、原爆によって広島で何が起こったのか、そして、その出来事が人々の人生にどのような影響を与えたのかを学びました。
ポーランドから広島経済大学に短期交換留学生として来ている学生であるマトシェック・ヨアンナさんは、今回の平和学習を振り返り、率直な思いを綴りました。
「正直に言うと、私はこれまで、この悲劇がどれほど大きなものだったのか、その後どのような影響が続き、そして何年もの間、多くの人々がどれほど深刻な苦しみを経験してきたのかを、本当の意味では知りませんでした。講話を聞いている間も、資料館を見学している間も、ずっと鳥肌が立っていて、この出来事がもたらしたやるせなさや無力感を強く感じました。」
資料館を見学の後、学生たちは小グループに分かれ、平和記念公園内の慰霊碑やモニュメントなどを巡りました。それぞれの場所について、学生自身がガイド役となって説明し、留学生からの質問に答えたり、互いの考えを共有したりしました。学生たちは、知識を伝えるだけではなく、自分の言葉で平和について考え、相手に伝えることに挑戦しました。
今回の平和学習を通して、学生たちが考えたのは、過去の出来事だけではありません。
ヨアンナさんは、広島で学んだことを、家族や友人へ伝えたいという思いを語ってくれました。
「私たちはこの記憶をいつまでも心に刻み続けるべきです。そして、苦しみを経験した人々が希望を失わなかったように、私たちもより良い明日への希望を決して失わず、平和のために努力していくべきだと思います。少なくとも、自分たちの小さな故郷からでも。」
平和について学ぶことは、広島で完結するものではありません。
本学ではこれからも、国際交流を通じて学生が世界のさまざまな課題に目を向け、自ら考え、行動し、学びを発信する機会を大切にしていきます。





