- 7/21/2026
- 教育・研究 行事 国際交流
2026年6月28日から7月1日の間、デンマークのサザンデンマーク大学においてNIBES30周年記念総会が開催されました。
NIBES (Network of International Business and Economics Schools)は、経済・経営系の学部を有する世界20カ国の大学で構成される国際的な学術・教育ネットワークで、広島経済大学は日本で唯一の加盟校です。本学からは国際教育交流センター長のジョージ・ハラダ教授が出席しました。
総会初日午前中は、30周年の記念行事として基調講演が行われました。NIBESは1996年に創設され、当時の参加者は現在2名しか残っていません。基調講演では、その2名であるジョージ・ハラダ教授(広島経済大学・NIBES理事)とソーレン・アスカガード教授(Southern Denmark University・NIBES理事)から組織の沿革及びETHOSについて語られました。
基調講演の後、ソーレン・アスカガード (Southern Denmark University)、トーマス・クレフ(Pforzheim University)、ヴェスナ・ザブカル(University of Ljubljana)の3名の元書記長が、NIBES組織への卓越した功績と貢献が認められ、表彰されました。
午後は、毎年恒例となったグループディスカッションNIBES World Caféを実施しました。今回のテーマは「AIとビジネススクール」でした。教員グループは「AIと研究」を中心に、国際交流の事務責任者グループは「AIを業務における効果的なツールとしてどのように活用していくか」を議論しました。
総会2日目午前中は、開催校であるサザンデンマーク大学の副学部長が大学の学部編成を含むAACSB(ビジネススクールの)外部認証評価の手続について、事例を発表しました。もともとあったMarketing and Management学部では、社会科学及び人類学の科目を必須とする画期的な学際的カリキュラムをAACSB国際認証評価の資格を取得するために変更せざるを得なくなり、数年かかった困難な結論について説明されました。優れた独自の学際的なプログラムより国際認証評価を優先したという、国際ランキングや大学の生き残り戦略に関する興味深い決断についての発表でした。
午後は、加盟校の除名の承認協議でした。2回連続総会を欠席したスウェーデンのオレブロ大学の除名、そしてスコットランドのアバディーン・ビジネススクール及びブラジルのFGV EBAPEには、次回の総会に参加しない場合、除名対象になるという勧告を伝えることが報告されました。
また、新メンバー候補として、スペインのCUNEF大学がドイツ代表及びベルギー代表から推薦されました。アレハンドロ国際交流責任者からCUNEF大学について紹介され、NIBES加盟校との国際教育交流に対して強い期待が示されました。その後、総会において満場一致でメンバーとして受け入れることになりました。
3日目は、NIBES総会後に開催する社会・文化に関する一日研修が行われました。今回の研修では、デンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセン文学、ライフスタイルに関するHygge文化、そして戦争と平和を考えさせるランゲランド博物館を見学し、大変有意義な総会・研修となりました。
2027年度のNIBES年次総会は、ESCAビジネススクール(モロッコ)で開催される予定です。



