留学生が地域と交流！広島市立祇園中学校にて授業見学を実施しました。

現在、本学には、短期交換留学生（Short-Term Exchange Program：STEP）24名が学んでいます。
この度、そのうち18名が隣接する広島市立祇園中学校を訪問し、授業見学を行いました。
今回の訪問は、日本の文化や学校生活への理解を深めたいという短期交換留学生の強い希望を受け、祇園中学校の校長先生にご相談したところ、快くご承諾いただき実現しました。

当日は留学生が2グループに分かれ、2・3年生の英語および数学の授業を見学しました。生徒たちが真剣に授業に取り組む姿や、教員との活発なやり取りに、留学生たちは熱心に耳を傾けていました。また、英語の授業では生徒とコミュニケーションをとる機会もいただき、言葉や文化の違いを越えた交流を通して、互いに刺激を受ける貴重な時間となりました。

授業見学後は図書室に移動し、教頭先生による質疑応答の時間が設けられました。
留学生からは、学校の規律や席順の決め方についてなど多くの質問が寄せられ、日本の学校文化について理解を深める貴重な機会となりました。

留学生からは、「生徒たちの規律正しさに感銘を受けた」「想像以上に積極的で友好的な生徒が多く驚いた」「椅子にテニスボールを付けるなど、校舎を大切にする工夫が印象的だった」といった声が寄せられ、心に残る体験となったようです。

今回の訪問にあたり、ご協力いただきました広島市立祇園中学校の校長先生をはじめ、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
今後も本学では、地域の学校や住民の皆さまと連携しながら、留学生と地域が学び合い、つながりを深める交流の場を大切にしていきます。今回の訪問が、大学と地域を結ぶ新たな交流のきっかけとなれば幸いです。