- 11/14/2025
- 社会・地域 明徳館 国際交流
10月31日、15年前のシンガポールの元短期交換留学生Connie Ho(コニー・ホー)さんが、家族を連れて広島と広島経済大学を訪れ、留学期間中に多くの素敵な思い出を作った場所で時間を過ごしました。国際教育交流センター長(当時 国際交流室)を務めるG.R. ハラダ教授が出迎え、再会を喜び合いました。
2010年、南洋ポリテクニックから初の交換留学生であったホーさんは、日本での初めての留学生活に好奇心にあふれていました。メキシコ、ポーランド、フランス、ドイツ、中国、インドネシア、韓国など、さまざまな国の交換留学生と友情を育み、日本文化やSTEP(短期交換留学プログラム)の英語による経済学・経営学の専門科目を受講しながら日本語も学び、キャンパス内の日本人学生とも積極的に交流しました。
「常夏の国」から来たホーさんにとって、秋と冬の移り変わる季節を体験することは、貴重な経験になりました。宮島で紅葉を見たことも忘れられない経験であり、「息をのむほど素晴らしい」ものだったそうです。原爆ドームと平和記念公園も訪れ、資料館の展示を通して、広島と日本が世界平和や核兵器のない世界を提唱してきた意義にも触れました。
ホーさんは日本での留学中、自室に入る前に靴を脱ぐこと、ゴミを分別すること、リサイクル可能な資源も分別すること(現在では世界的な常識)といった日常の文化も学びました。また、大学祭では郷土料理「バクテ」を振る舞い、母国の食文化を日本の学生たちに紹介する活動も行いました。
私たち国際教育交流センターのスタッフにとって、多くの留学生が10年、20年後に家族とともに再び大学を訪れ、楽しい思い出があふれる場所を家族に紹介してくれることは、大変嬉しいことです。国際教育交流センターは、留学生の滞在が思い出深いものになるよう、これからも全力でサポートしていきます。