コミュニティFM放送局運営プロジェクトが、祇園町商工会と連携し防災メッセージをのせた時報CMの放送を開始しました。

9/11/2025
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9月1日(月)の「防災の日」に合わせ、コミュニティFM放送局運営プロジェクトが祇園町商工会と連携して制作した、防災メッセージをのせた「時報CM」の放送を開始しました。

防災の日に祇園町商工会や企業の方をゲストに招いて放送した生放送番組の様子

この取り組みは、本学と包括連携協定を結ぶ祇園町商工会との連携企画第1弾。商工会の会員企業が時報スポンサーとなり、「この声が届けば、安心が広がる」を合言葉にした時報CMを制作し、学生が運営するコミュニティFM放送局「FMハムスター(79.0MHz)」の毎日の放送内で流すことで、地域の防災意識の啓発と企業PRを同時に行うというものです。

初回となる今年度の時報スポンサーには、食品製造業・建設業・小売業・サービス業・経営コンサルタント業の5社が参加しました。時報CMの収録は学生が担当。この日に合わせてラジオの生放送番組にゲスト出演された、造園会社である篤創庭舎(あつそうていしゃ)の時報CMでは、「緑とともに災害に強いまちづくりを。造園会社、篤創庭舎が10時をお知らせします」という防災メッセージが、学生の声で届けられました。

時報CMの放送時間帯を記した新しい番組表

収録を担当した吉金里菜さん(メディアビジネス学科1年)は、「決まった秒数内で読み終えなければいけないことと、イメージがちゃんと伝わるように、企業やメッセージの内容によって読み方を工夫したりするのが大変でした。多くの人にこの声が届き、防災につながれば嬉しいです」と振り返りました。

コミュニティFM放送局運営プロジェクトの副リーダーである明賀達也さん(メディアビジネス学科2年)は、「地域の方のために、地域の放送局だからこそ流せる情報があると思います。FMハムスターが災害時の情報源の一つとして身近に感じてもらえるよう、これからも地域に愛され信頼されるよう取り組んでいきます」と意気込みを語りました。

今回収録した5社の時報CMの放送期間は、2025年9月1日〜2026年3月31日です。

なお、この様子は次のメディアに掲載されました。

朝日新聞

掲載日:2025年9月2日(水)21面

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