武田山まちづくりプロジェクトが「鎮魂のキャンドルナイト」を開催しました。

8/27/2025
社会・地域 学生の活動 興動館

8月20日(水)、武田山まちづくりプロジェクトが主催し、「鎮魂のキャンドルナイト 広島土砂災害~あの日を忘れないために~」を開催しました。

このイベントは、2014年の広島土砂災害で甚大な被害を受けた安佐南区において「亡くなられた方々に手を合わせる場所が欲しい」という地域住民の方々の声を受け、2015年より開催しています。

当日は、武田山の間伐材で作成した竹キャンドルに、地域の方と明かりを灯して、犠牲になられた方々を追悼しました。
防災パネルの展示や、防災についてのクイズ大会のほか、この災害の教訓を語り継ぐために作成された紙芝居「なっちゃんのランドセル」を参加者、関係者全員で読み合い、最後に、広島土砂災害で亡くなられた方々へ全員で黙祷を捧げました。

主催した武田山まちづくりプロジェクトのリーダー桐原健吾さん(経済学科3年)は、「地域の方と一緒に、山へ入って竹を切ったり、当日の会場を設営したりと、地域の多くの方々のご協力があって、今回のキャンドルナイトが開催できました。自分たちの準備不足な面はありましたが、このイベントを継続して開催できたのも地域の方々のおかげです。とても感謝しています。」と、また、当日の運営スタッフとして参加した、災害を知り未来へつなごうプロジェクトのリーダー小笹山潤さん(メディアビジネス学科3年)は、「過去の災害を教訓として学び、被災者の方々が抱いている想いを、このキャンドルナイトを通して、地域の方々と共に、未来に受け継いでいきたいと思いました。」と語ってくれました。

今後も学生たちのプロジェクト活躍にご期待ください。

関連情報