- 3/4/2025
- 教育・研究 学生の活動
大学院では、2月28日(金)に修士論文審査を終え、11名の修士論文が審査を通過しました。
このうち、統計センターから政府統計の個票データの貸与を受けて修士論文を執筆したのは、片山美里さんです。大学4年次にすでに修士修了後の教員採用が決定している片山さんは、「大きな社会問題となっている教育現場を少しでも良くしたいという強い想いで研究してきました。貴重な政府統計データの貸与を受けて分析できたおかげで、満足のいく論文に仕上げることができました。論文指導の先生方には本当に感謝しています」と2年間の研究生活を振り返りました。

指導にあたった経済学部の堀江真由美教授は、「教育目的で政府統計の個票データの貸与を受けたのは初めてです。修了後に教員になる片山さんの情熱が、政府の改革案に対する政府統計データに基づいた政策分析につながったと思います」と評価しました。
※修士論文題目:「産業別の賃金構造からみた公立学校の教員の賃金体系」
※貸与データ:「賃金構造基本統計調査(平成29~令和元年)」(匿名データ)
※1年分につき約50万件の個票データを含む大規模データ