20年前の短期交換留学生2名が来学しました。

1/29/2025
社会・地域 明徳館 国際交流

1月10日に、20年前本学に短期交換留学プログラム(STEP)として在籍していた2名がキャンパスを訪れました。Armin Razo Alencar (アルミン・ラゾ・アレンカール)さん(2004年前期及び後期)とMarco Sebastian Perez(マルコ・セバスチアン・ペレス)さん(2004年後期及び2005年前期)で、2名とも本学提携校であるITESM(メキシコ)からの留学生でした。当時から国際教育交流センター長(当時国際交流室)を務めるG.R.ハラダ教授が出迎え、学内を案内しました。

アルミンさんはメキシコの大学卒業後、CEMEXという大手のセメント会社に就職し、広島経済大学での国際経験が仕事で大変役に立った、と語ってくれました。会社でヨーロッパ(ドイツ、フランス、ポーランドなど)出張の度に、留学中にできた友人たちと再会するのが1つの楽しみであったそうで、その友情と交流はいまだに続いているとのことです。現在はCEMEXを早期退職し、キャリアの初期に始めた投資の利益で生活し、哲学の勉強を楽しんでいます。

マルコさんは、ドイツの多国籍テクノロジー複合企業のSiemensの研修生として採用されました。マルコさんは、本学でのSTEPプログラムの経歴と身につけた語学力(スペイン語、ポルトガル語、英語、そして日本語)が採用に役立ったと語ってくれました。 その後正社員となり、ドイツ、デンマークでの勤務を経て、2018年よりブラジルのSiemensサンパウロ支店でラテンアメリカを担当しています。

(左からマルコさん、ハラダ国際教育交流センター長、アルミンさん)

アルミンさんとマルコさんは、広島とキャンパスへの訪問を楽しみ、過去20年間に起こったすべての変化に大変驚いていました。

これまでも、アルミンさんやマルコさんと同様に短期交換留学プログラム(STEP)に参加した多くの元留学生が、家族連れや1人で広島経済大学を訪れています。 その中に、「人生で最も思い出深い時間だった」と言ってくれる人がたくさんいます!

私たちは、今後も国際教育交流を推進し、学生たちの将来にとって貴重な思い出となるような体験を作り続けたいと考えています。