国土交通省中国運輸局から「地域交通と観光行政」について学びました。

1/17/2025
社会・地域 教育・研究

1月 10日(金)、経済学部経済学科の授業「経済地理b」において、国土交通省中国運輸局 交通企画課長の鎌田隆聖氏をお招きし、特別講義を行いました。

本授業では、産業・資源・交通・観光・都市・人口など地域にまつわる経済的なテーマを取りあげ、考察する力を育成しており、今回は「地域交通と観光行政」について、その現状と課題、取り組んでいる政策などを事例も交えて紹介いただきました。

地域交通が厳しい状況にある中で、国交省では、地域の関係者の連携と協働を通じて、利便性・生産性・持続可能性を高める地域公共交通の「リ・デザイン」の取組を進めていることや、日本版ライドシェア等に係る昨今の状況、中国地方における観光の状況や政策などについて学びました。ローカル鉄道の再構築やオーバーツーリズム対策などに興味・関心を持ったり、「国土交通省は多くの役割を担っていることが分かった」、「『交通』のことについて幅広く学ぶことができてよかった」といった感想が学生から挙がりました。

本授業を担当する加藤博和准教授は、「普段何気なく利用している公共交通について、行政の働きを意識することができたと思います。リアルなお話を聞くことができ、地域に関心を持って一緒にまちづくりについて考えたり取り組んだりしてほしい」と振り返りました。

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