広島の海と川の豊かさを守ろうプロジェクトが「古川探検隊」を開催しました。

12/4/2024
学生の活動 興動館

11月30日(土)、広島市古市公民館において広島の海と川の豊かさを守ろうプロジェクトが、児童を対象にした「古川探検隊」を開催しました。

広島の海と川の豊かさを守ろうプロジェクトは、広島県の沿岸に漂着するゴミのうち、生活由来のゴミを減らすことで海洋汚染の改善を目指しています。活動では、川や海で清掃活動を行うことでゴミの現状を知るとともに、人体に悪影響を与えることが問題視されているマイクロプラスチックについても学び、その学びをイベントで子ども達に伝え、自身がどう行動すべきか認識してもらい、意識改善につなげます。この活動で広島の豊かな海を守り、子ども達が健康的に暮らせる未来へつなげることを目的としています。

このイベントは、瀬戸内海や安佐南区古川のゴミの現状を子ども達へ伝え、家庭で出るゴミを分別し、ポイ捨てをしないことは海を守ることにつながることを知ってもらうために実施しました。

当日は、参加した9名の児童たちへプロジェクトメンバーが瀬戸内海のゴミの現状を自分たちが清掃した際の写真を交えながら伝え、生活由来のゴミは川から流れていることを紹介し、ゴミを種類ごとに分別するゲームを行いました。その後、公民館の近くを流れる古川へ行き、川岸にあるゴミの現状を確認しました。最後に、公民館に戻る途中で拾った落ち葉を使ったカードづくりをプロジェクトメンバーと一緒に楽しみました。参加した子ども達からは「ゴミを正しく分別し、海をきれいにしていきたいです。」「川に流れるゴミを減らしたい。」という感想がありました。

広島の海と川の豊かさを守ろうプロジェクトリーダーの岡田 芽衣さん(経営学部 経営学科3年)は
「当日は河川工事中で実際に川のゴミ拾いを行えなかったことで、自分たちの伝えたいことが上手く伝えられるのかどうか不安でしたが、イベントを通して子ども達に楽しんでもらえながら川から海に流れるゴミについて学んでもらえてよかったです。今後は今回できたいろいろな方との繋がりを大切にしながらさらに良いイベントを実施したいです。」と語ってくれました。

今後も広島の海と川の豊かさを守ろうプロジェクトの活動にご期待ください。

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