公正取引委員会から競争政策の現実を学ぶ!経済学部の授業で「独占禁止法教室」を開催しました。

12/25/2024
社会・地域 教育・研究

12月 18日(水)、経済学部経済学科の授業「産業組織論」において、公正取引委員会 中国支所長の唐澤斉氏をお招きし、特別講義「独占禁止法教室」を行いました。

競争政策の現実について解説する唐澤斉 中国支所長

本授業では、産業組織と操業する企業の行動を分析しており、今回は「独占禁止法・下請法・景品表示法」に関わる競争政策の現実について、学生が興味を持てる事例を中心に解説していただきました。

学生にとって、専門家から最新の情報を交えたお話を聞くことができ、これまでの学びを深める貴重な機会となりました。

学生から多くの質問がありました
質問に答える公正取引委員会職員

受講学生からは、「独占禁止法が消費者の利益を守ることが究極の目標だと知り、身近な法律だと実感しました」「独占禁止法に関わるニュースを見るときの新しい視点を得ることができました」「立入検査でも誰に対しても真摯に冷静に対応すると聞いて、とても誇りがありかっこいい仕事だと感じました」などの感想がありました。

本授業を担当する堀江真由美教授は、「普段は理論的な内容が中心ですが、実際の経済活動の場でも消費者側、企業側の両方で関わっていることが理解できたと思います。公正な競争とは何かを理解し、決して不正な行為に関わらないよう、気をつけるきっかけになれば嬉しい」と振り返りました。

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