- 12/3/2024
- 受賞・表彰 学生の活動 サークル
11月29日(金)~12月1日(日)、東京都 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場にて開催された「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」において、陸上競技部の佐々木 昴さん(経済学科2年)が、5000m・10000mの2種目で優勝、大会記録も更新しました。

「デフ陸上」とは、聴覚に障がいを持つアスリートが参加する陸上競技大会です。「デフ(Deaf)」は英語で「聴覚障がい」を意味します。聴覚障がいがある選手は、通常のスタート音を使わず、光や旗を合図にスタートするなど、独自のルールで競技が行われます。デフ陸上は、競技者の可能性を引き出す場であると同時に、スポーツを通じた社会的理解を深める重要な役割を担っています。
また、今回大会は「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」の選考会の一つとなっています。2種目とも大会新で優勝したことで、「デフリンピック」へ向けて弾みとなる成果を上げました。

今大会の結果について佐々木さんは、「補聴器を外し全く聞こえない中で走る緊張感、慣れない手話での会話。そんな中でも5000m、10000mとともに大会新記録で優勝出来たことは素直に喜びたいですが、自己ベストや日本新記録には及ばす悔しい気持ちもあります。次のデフ大会では日本記録を更新できるよう日々精進していきます。」と語ってくれました。
佐々木さんのさらなる健闘と活躍を願っています。
関連情報
- 日程と結果「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」【陸上競技部 公式サイト】(ComingSoon)
- 陸上競技部