- 11/1/2024
- 学生の活動 興動館

10月11日(金)から14日(月)までの間、災害を知り未来へつなごうプロジェクトが宮城県仙台市で現地活動を行いました。
災害を知り未来へつなごうプロジェクトは、東日本大震災の記憶を風化させることなく、未来につなげることを目的に、過去の災害を教訓として学び、被災者の方々が抱いている想いと共に伝える活動をしています。
今回の現地活動では「震災後住むことができなくなってしまった街で人々がどのようにして地域のつながりをつくり続けているのかを聞き、それを広島で地域のつながりについて考えるきっかけにしてもらえるよう伝えること」を目的に、仙台市荒浜地区の記憶と記録を継承する取り組みを行っている「海辺の図書館」を訪問しました。
1日目は、震災前の荒浜地区と現在の様子について、街を眺めることができる同館の屋上でお話を伺いました。また2日目は、同館が主催している「深沼ビーチクリーン」に参加し、荒浜地区の砂浜や地域の清掃をしながら参加者の皆さんと交流しました。
プロジェクトリーダーの浜本華伽さん(経営学科3年)は、「たとえ住むことができなくなっても生まれ育った場所を大切にしたい、そのために誰もが立ち寄り荒浜のことを語り合える場所をつくろうという思いで「海辺の図書館」を立ち上げたことや、この場所に人々が集うことが地域のつながりとなり、防災につながっていることを学びました。今回の活動で伺ったお話しをもとに、広島で伝えていくための動画の作成と、防災をテーマにした子ども向け紙芝居の作成を行っていきます。」と語ってくれました。
今後も災害を知り未来へつなごうプロジェクトの活躍にご期待ください。

