- 10/11/2024
- 教育・研究 学生の活動 興動館

10月9日(水)、広島経済大学学生会館「LIBRE(リブレ)」において、祇園から食品ロスなくそうプロジェクトが、企業から提供された食材や食品を無償で配布する「フードバンクイベント」を開催しました。
祇園から食品ロスなくそうプロジェクトは、祇園地域の人々に食品ロスの問題を理解してもらい、飲食店や家庭での食品ロスを削減することで、食料資源の有効利用や地球温暖化の抑制の一助となることを目指して活動しています。
フードバンクとは、安全に食べられるのに流通に出すことができない食材や食品を、企業や団体、農家から寄付していただき、必要としている施設や団体に無償で提供する活動のことです。
今回のイベントは、主に本学の1人暮らしをしている学生を対象に、JA広島市と株式会社フレスタホールディングスのご協力のもと、規格外野菜(定められた規格(大きさ・形・色など)から外れている野菜のこと)などを配ることで、食品ロス削減と1人暮らし学生の負担軽減を目的として開催しました。
当日は、JA広島市から提供いただいた規格外野菜の茄子、小松菜と、株式会社フレスタホールディングスから提供いただいたクッキーを小分けにした限定60食分の詰め合わせセットを配布し、60食分を全て配り切ることができました。また、会場に規格外野菜についての説明チラシを設置することで、立ち寄った学生に食品ロス削減の意識を高めてもらうことができました。
イベントリーダーの伊達 彩夏さん(経営学科2年)は「初めて担当するイベントで不安もありましたが、野菜を受け取ってくれた学生が喜ぶ姿を真近で見ることができ、とてもやりがいを感じました。また、準備した野菜を全て配布することができ、規格外野菜の価値を改めて実感することができました。私たちの活動で、少しでもみなさんが食品ロスについて考えるきっかけになれば嬉しいです」と話してくれました。
今後も祇園から食品ロスなくそうプロジェクトの活躍にご期待ください。

