若旅促進プロジェクトが「若旅就活ツアー」を実施いたしました。

9/24/2024
学生の活動 興動館

9月19日(木)福山市において、若旅促進プロジェクトが「就活」と「観光」をかけあわせたオリジナルツアー「若旅就活ツアーin 福山」を実施いたしました。

若旅促進プロジェクトは、若者による旅行需要を増加させ、観光による地方創生を実現させることを目的に活動しています。この度は、広島県が抱える転出超過という課題に対し、広島県内に就職する学生を増やすきっかけとすることを目的に、福山市役所経済環境局(経済部産業振興課)と公益社団法人福山観光コンベンション協会の協力を得て、地元企業への訪問と地域の魅力が感じられる観光とを組み合わせたツアーを企画しました。

当日は、若旅促進プロジェクトのメンバー3名が案内役となり、株式会社JTBの協力のもとバスツアーの運営を行い、本学学生17名が参加しました。

ツアーでは、福山市を代表する製造業でオンリーワン、ナンバーワンの技術を持つテラル株式会社と株式会社キャステムを訪問し、事業内容、職種、福利厚生などをご紹介いただくとともに、福山市の魅力についてお話しいただきました。また、工場見学では、両社の技術や製品の製造過程を間近で見ることができ、貴重な体験をさせていただきました。質疑応答の時間では、多くの学生から質問があり、関心の高さが伺えました。

昼食時には、福山市中心市街地で自由散策を行い、商店街のグルメを楽しんだり、福山城などの観光地を見学したりするなど、思い思いの時間を過ごしました。また、中心市街地から企業までのバスの移動時間には、福山市役所の職員の方より、福山市の概要や地域の取り組みなどをご紹介いただき、福山市の魅力をより深く感じる機会となりました。

参加者からは「製造業の仕事内容についてはこれまで具体的なイメージが持てませんでしたが、私たちの日常生活に密接に関わる製品が作られていることを知り、とても興味を持ちました」「福山市は、都会の便利さと田舎の穏やかさがほど良い街だと感じました」などの感想がありました。
ツアーを企画、運営した増原哉汰さん(経済学科2年)は「企業2社の訪問、商店街散策などを通し、参加者に福山の魅力を発信することができたと思います。少しでも参加者が福山市に興味を持ち、広島県に留まってくれるきっかけになれば嬉しいです」と話してくれました。

今後はツアーの前後に行ったアンケート結果の分析を行い、ツアーの効果を検証していきます。

今後も若旅促進プロジェクトの活躍にご期待ください。

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