インドネシア国際貢献プロジェクトが現地での活動を終えて無事帰国しました。

9/17/2024
学生の活動 興動館

興動館プロジェクトの1つであるインドネシア国際貢献プロジェクトが、8月28日(水)から9月11日(水)までジョグジャカルタ特別州での活動を終え、無事帰国しました。

インドネシア国際貢献プロジェクトは、フェアトレード活動を通じてインドネシア農村部の生活水準向上を目指して活動しています。現在は、現地の協力企業や姉妹校であるガジャ・マダ大学の学生たちと連携し、伝統的な布を使ったオリジナル商品の開発や技術支援、販売活動を展開することで、伝統工芸品を生かした新しいビジネスモデルの確立を目指しています。

今回の渡航では、支援している村の経済状況や伝統的な布について小学校での教育状況の調査に加え、支援している村の村長や現地の姉妹校の学生達および協力企業と今後の支援体制を話し合いました。また、本プロジェクトが開発・販売しているオリジナル商品の受け取りや新商品の打ち合わせ、現地での販売およびプロジェクト活動の広報などの活動を行いました。

この活動の結果、前回の調査で確認した「若者の伝統的な布に対する意識が低い」という理由の一つとして、伝統的な布について学校では教育がされていないことがわかりました。加えて、布の生産者の伝統を引き継ぎたい想いはあるが、経済的な理由で難しい現実も知ることができた渡航になりました。また、今後の支援について、支援先の村と目指す生活水準を話し合い、共に取り組んでいくことを確認しました。

今後は、日本でのオリジナル商品の販売や経済状況について調査した内容の分析、現地姉妹校の学生たちとの継続した交流と活動の打ち合わせに加え、村の子ども達へ伝統的な布についての教育をどのように行うかを検討し、現地の協力企業と村の生活水準の向上に向けた支援をどのように進めて行くか打ち合わせをしていきます。

今後も、インドネシア国際貢献プロジェクトの活躍にご期待ください。

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