- 9/20/2024
- 学生の活動 興動館
カンボジア国際交流プロジェクトが、8月31日(土)から9月10日(火)まで、カンボジアのプノンペンやコンポントム、シェムリアップなどで行った活動を終え、帰国しました。
カンボジア国際交流プロジェクトは、教育支援活動を通じて、カンボジアの子どもたちが夢や希望、自国をより良くしていくための志を持つ、その一助となることを目指して活動しています。
今回の渡航では、8つの小学校で、本プロジェクトが制作中の第二版副読本『AOGIRI』を使用した広島の戦後復興プロセスを題材にした授業を行い、子ども達の理解度調査を行いました。その結果、教員・生徒に実施したアンケートには「副読本の内容が分かりやすかった」「これからカンボジアのために勉強したい」という声に加えて、「文章や単語の表現を分かりやすくしたほうが良い」という声が上がり改善点も見つけることができました。また、衛生教育としてゴミの分別に関する紙芝居を小学校の授業で行ったほか、教員養成学校を訪問し、紙芝居とゴミの分別について紹介した教員用の教材について学生や教員と意見交換を行いました。その結果、紙芝居や教材についての改善点を知ることができました。さらに、作成した紙芝居をお渡しし、1年間授業で使用していただけることとなりました。
また、訪問したすべての小学校に、広島南ロータリークラブから協賛いただいた文房具などの寄付物品をお渡ししました。
加えて、2年ぶりに提携校パニアッサストラ大学の学生・教職員と、お互いの親交を深めることを目的とした「サクラフェスティバル」を開催することができました。
当日は、パニアッサストラ大学の学生と協力して日本の文化を体験できるブースを設置し、習字やけん玉、射的を行ったり、プロジェクト活動の内容や本学への留学情報を伝えるブースを設置しました。また、パニアッサストラ大学の学生からは、カンボジア料理を作るコーナーやゲームなどが出展され、どのブースも大盛況のうちにイベントを終えることができました。
活動を共に行っていくカウンターパートであるパニアッサストラ大学の皆さんと、さらに親交を深めるイベントとなりました。
今後もカンボジア国際交流プロジェクトの活躍にご期待ください。