- 8/27/2024
- 学生の活動 興動館
8月20日(火)、武田山まちづくりプロジェクトが「鎮魂のキャンドルナイト」を開催しました。
このイベントは、2014年の広島土砂災害で甚大な被害を受けた安佐南区において「亡くなられた方々に手を合わせる場所が欲しい」という地域住民の方々の声を受け、2015年より開催しています。
当日は、学生が武田山で間伐した竹を使って作成した竹キャンドルに地域の方と明かりを灯して犠牲になられた方々を追悼しました。また、防災パネルの展示や、防災についてのクイズ大会、防災啓発のための紙芝居の上演を通し、災害発生時に大切にすべきことを伝えました。
また、災害を知り未来へつなごうプロジェクトの新聞紙を使ったスリッパ作りの体験コーナーや、地域発信プロジェクトの青きなこマドレーヌの販売など、参加者がより楽しめるブースを出展しました。
閉会式では、西日本豪雨災害で亡くなられた方々へ参加者全員で黙祷を捧げました。
武田山まちづくりプロジェクトリーダーの信岡宏汰さん(経営学科3年)は、「平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害から10年が経過し、今回、私たちのイベントをテレビ局の生放送で取り上げていただきました。このことは「鎮魂のキャンドルナイト」を多くの方に知ってもらうきっかけになったと思っています。これからも想いや記憶を繋いでいくことで風化させず、災害に強いまちづくりを目指していきたいです。」と語ってくれました。
今後も武田山まちづくりプロジェクトの活躍にご期待ください。