- 6/16/2023
- 教育・研究
6月14日(水)、経営学部スポーツ経営学科の授業「スポーツジャーナリズム論」において、中国新聞社運動部の川手寿志記者をお招きし、「スポーツ記者と話そう」と題した特別講義を行いました。
この授業担当で元中国新聞社出身の小笠喜徳教授との対談形式で進められ、記者を志したキッカケや取材で心掛けていること、カープを担当しコラム「球炎」を執筆していた頃の選手とのやり取りや、サンフレッチェ広島を担当していた時の失敗談など、自らの体験をとおした現場の話が語られました。
学生からは、新聞記者に向いている人はどういう人か、スポーツ選手と仲良くなりすぎて厳しいことが書けなくなることはないのか、他メディアの記者との関係はどうなのか、スポーツ記者になって良かったと思うことは、など多くの質問が寄せられました。
中には、新聞の購読者数が右肩下がりで、インターネットでニュースが気軽に読める現代において、有料の新聞はなぜ必要なのか、といった質問もありました。
普段の授業で学ぶ知識に加え、教科書にないビジネス現場での最新情報を聞くことは学生にとって刺激となり、スポーツ報道についての学びをより深められる良い機会となりました。