広島ハワイ文化交流プロジェクトがハワイでの活動を終え、帰国しました。

3/14/2023
学生の活動 興動館

興動館プロジェクトの1つである広島ハワイ文化交流プロジェクトが、ハワイに向けて出発しました。

この度渡航するメンバー5名は、2月28日(火)から3月10日(金)までの間、ハワイ州ハワイ島およびオアフ島で活動を行います。

広島ハワイ文化交流プロジェクトは、広島とハワイの間で築かれた移民の歴史が両地域の若者たちから薄れつつあることに着目し、厳しい時代を力強く生き抜いた先人たちの歴史を伝え、再認識し、双方の若者たちが積極的に海外へ飛び出していくための一助となることを目的に活動を行っています。

今回の渡航では、ハワイ島のコナワイナ中学校、ヒロ高校、ワイアケア高校の日本語クラスで日本の文化や広島とハワイのつながりを伝えるプレゼンテーションをしました。
また、ワイアケア高校が6月に実施するスタディツアーに向けたプログラムの打ち合わせを行ったほか、広島県にルーツを持つ日系人の方が設立した「広島県人会」が主催する旧正月の新年会パーティーに参加させていただき、日系人の方々と交流を深めるとともに、これから建設される日本とハワイの歴史を伝える資料館についての話を伺いました。

プロジェクトメンバーの安井七菜子さん(メディアビジネス学科1年)は、「今回が初めての渡航活動でした。日本人墓地を訪問した際、埋葬されている方の出身が刻まれている墓標に広島県の記載が多かったのを見て、私の想像よりも広島とハワイのつながりは深いと思いました。また、広島県人会を訪問した時、日系4世の方が広島県の地図で自分の祖父が生まれた地を教えてくれたことに、広島とハワイのつながりを大切にされている方がおられることも実感しました。6月にはワイアケア高校から生徒が広島へ来られるので、今回の渡航で得たことを活かして、少しでも広島とハワイのつながりを実感してもらえるようなスタディツアーにしたいです。」と話してくれました。

今後の広島ハワイ文化交流プロジェクトの活動にご期待ください。

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