災害を知り未来へつなごうプロジェクトが「東日本大震災」に関する講演会を開催しました。

3/9/2023
社会・地域 学生の活動 興動館

3月2日(土)、災害を知り未来へつなごうプロジェクトが明徳館7階プレゼンテーションコートにおいて、「東日本大震災講演会~今、私たちができることはなにか~」を開催しました。

毎年、震災があった3月11日を前に講演会を企画している本プロジェクト。今年は震災時に気仙沼市消防署指揮隊長として、消火活動や人命救助活動に従事した佐藤誠悦氏を講師にお招きし、「いのちを守る」をテーマに、当時の様子を語っていただきました。会場に集まった学生や消防団の方、防災活動に携わっている方など約20名の来場者は、当時の映像や時おり声を震わせて語られる佐藤氏の体験談に、真剣に耳を傾けていました。

プロジェクトリーダーの都はるかさん(ビジネス情報学科3年)は、「被災された方の強い思いを直接聞いたことで、地域の方々をはじめとする多くの広島に住む人たちに向けて被災地の声を伝え続けることがまだまだ必要だと感じました」と決意を新たにしました。

災害を知り未来へつなごうプロジェクトは、東日本大震災の記憶を風化させることなく、未来につなげることを目的に、過去の災害を教訓として学び、被災者の方々が抱いている想いと共に伝える活動をしています。今年度から東日本大震災だけでなく災害全般を対象とし、防災意識を高める取り組みなど活動範囲を拡大したいという想いから、前身の「東北支援プロジェクト」発足の趣旨も踏まえて、プロジェクト名を改めました。

今後も災害を知り未来へつなごうプロジェクトの活躍にご期待ください。

なお、本講演会に関して、次のメディアに掲載されました。
  • 中国新聞:2月26日(日)朝刊29面
  • 朝日新聞:2月26日(日)朝刊19面
※中国新聞2023年2月26日付掲載(中国新聞社の許諾を得ています)

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