本学施設が競技会場となった「スペシャルオリンピックス広島」で、スポーツ経営学科の学生ら約150人がボランティア参加し、研究に展開しています。

12/1/2022
社会・地域 教育・研究 学生の活動

11月4日から6日までの3日間、広島で開催された知的障がい者スポーツの全国大会「2022年第8回スペシャルオリンピックス日本 夏季ナショナルゲーム・広島」において、本学の石田記念体育館(バドミントン)と陸上競技場(フライングディスク)が競技会場として使用されました。

バスケットコートが4面取れるメインアリーナを有する石田記念体育館
第4種陸上競技場として公認を受けている陸上競技場と全面人工芝のサッカー場

スポーツビジネスやマネジメントを学ぶ経営学部スポーツ経営学科の学生を中心に、スポーツを通じた共生社会実現プロジェクト(興動館プロジェクト)の学生のほか、バドミントン部やフライングディスク部、水泳部などのスポーツサークルの学生、写真部の学生など、総勢150人の学生がボランティアとして参加しました。

ボランティアに参加したスポーツ経営学科3年の打谷美羽さんは「初めてこうしたスポーツイベントに参加してみて、自分の中の見解や価値観が広がり、良い経験になりました。何事も挑戦してみることが大切だと思いました」と達成感のある笑顔で語りました。

スポーツイベントの運営に関わる経験だけでなく、スポーツ経営学科では学びの一環として研究に展開。スポーツ経営学科の山田亜沙妃ゼミナールでは、本イベント参画の機会を活用して、スポーツを通じた交流がもたらす知的障がい者に対するイメージの変化や参加者の幸福感に関する調査を実施しました。スポーツの可能性を探るべく、アンケートの分析をおこなっています。
同じくスポーツ経営学科の永田智章ゼミナールでは、本イベントのような福祉系スポーツイベントについて、経済的側面から効果測定などの調査を実施。ゼミでの研究テーマとして活用しています。

本学では、こうした社会の課題に取り組むゼミ活動も盛んに行っています。
今後の活動にもご期待ください。

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