日本生涯スポーツ学会において、スポーツ経営学科の学生の研究発表が優秀賞を受賞しました。

11/28/2022
受賞・表彰 教育・研究 学生の活動

10月29日・30日に愛知東邦大学で開催された「日本生涯スポーツ学会 第24回大会」において、スポーツ経営学科の学生の研究発表が優秀賞に選ばれました。

左から受賞を喜ぶ西田勇希さん、矢羽田珠利さん、橋本雅也さん、渡辺泰弘准教授

入賞した研究発表は、「ボールパークのコロナ対策に関する観戦者の行動反応と行動意図に関する研究 ~MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島を事例として~」です。
渡辺泰弘ゼミと松本耕二ゼミによる合同ゼミナールの研究テーマの一つとして、スポーツ経営学科3年の矢羽田珠利さん、橋本雅也さん、狩野稜太さん、西田勇希さんの4名が取り組みました。

渡辺准教授から、研究の枠組みや分析のアイデア、考察に至るまでの一連のノウハウについて指導を受けながら、調査・分析・考察といった研究をやり切った学生たち。本大会の受賞は、研究の内容だけでなく、ポスター1枚にまとめる資料作成能力から当日の発表や質疑応答といったプレゼンテーション能力まで、総合的に評価された結果です。

本研究では、コロナ禍においてスタジアムが実施するコロナ対策(観戦環境)に対する、観戦者の認識と行動反応に着目し、2020年と2021年に、マツダスタジアムへ来場した観戦者を対象にアンケート調査を実施。そのデータを分析することで、観戦への不安感が観戦者の行動に影響を与える可能性があることを実証し、ポスターセッションで発表しました。

今回の受賞に対し、学生たちからは喜びの声が聞かれました。

「ゼミでの発表練習で意見をもらって反映することで、成長に繋がりました。練習通りに発表することができて良かったです(西田さん)」
「会場でも何度もリハーサルをし、周りの先生方からもアドバイスをいただき感謝しています(矢羽田さん)」
「ゼミではあまり発言できていなかった自分ですが、やればできるんだと自信になりました(橋本さん)」
「ゼミの仲間と現場でのデータの収集から分析、結果の考察といった一連の取り組みが成果に結びついたことに喜びを感じています(狩野さん)」

それぞれ充実感に満ちた笑顔を見せてくれました。

渡辺准教授は「学生たちの学びの積み重ねと、周りの協力があってこその受賞だと思います。研究する面白さも含め、これからもさまざまなことにチャレンジしてほしい」と今後の活躍へ期待を寄せました。

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