広島ハワイ文化交流プロジェクトがハワイでの活動を終え、帰国しました。

9月4日（日）から9月14日（水）までの間、広島ハワイ文化交流プロジェクトがハワイ州ハワイ島およびオアフ島での活動を終え帰国しました。

このプロジェクトは、広島とハワイの間で築かれた移民の歴史が両地域の若者たちから薄れつつあることに着目し、厳しい時代を力強く生き抜いた先人たちの歴史を伝え、再認識し、双方の若者たちが積極的に海外へ飛び出していくための一助となることを目的に活動を行っています。

今回の渡航では、ハワイ島のコナワイナ中学校、ヒロ高校、ワイアケア高校の日本語クラスで広島や日本に親しんでもらうことを目的に広島の名所や日本の食べ物やアニメを紹介したほか、プロジェクト活動の紹介を行いました。
また、コナでは広島県にルーツを持つ日系人の方が設立した「広島県人会」の方のお宅で交流会に参加させていただき、ヒロではハワイ日系人会館を見学し日系移民の歴史を学びました。

プロジェクトリーダーの戸崎圭大さん（経営学科3年）は、「コロナ禍により3年もの間渡航できなかったため、顔を合わせて交流することや、このような経験ができることが得難い機会であるということを強く感じました。訪問したコナとヒロの各学校では現地の先生方からいただいた意見をいかし、改善を重ねながらプレゼンテーションをすることができ、楽しくも学びのある経験ができました。　
今回の渡航で得た学びや経験を渡航していないプロジェクトメンバーも含め全員で共有し、今後はさらにハワイの方たちと緊密にコミュニケーションを取っていきたいです。さらに、5年後に広島の若者がハワイを訪問し、両地域のつながりや歴史を学ぶスタディツアーを実施することを目標とし、2年後、3年後と先の計画を綿密に考えていき、着実に活動の幅を広げていきたいと考えています。」と話してくれました。

今後の広島ハワイ文化交流プロジェクトの活動にご期待ください。