武田山まちづくりプロジェクトが3年ぶりに「鎮魂のキャンドルナイト」を開催しました。

8/22/2022
学生の活動 興動館

8月20日(土)、武田山まちづくりプロジェクトが3年ぶりに「鎮魂のキャンドルナイト」を開催しました。

このイベントは、2014年の広島土砂災害で甚大な被害を受けた安佐南区において、亡くなられた方々に手を合わせる場所が欲しいという地域住民の方々の声を受け、それまで実施してきた七夕祭りの企画を変更し、追悼と防災を目的として開催してきました。しかし、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により、ここ数年はイベントが開催できない状況でした。今年度は、コロナ禍の中、3年ぶりにイベントを開催することができました。

当日は、学生が武田山で間伐した竹を使った竹キャンドルに地域の方と明かりを灯して犠牲になられた方々を追悼しました。また、防災パネルの展示や防災啓発のための紙芝居の上演を通し、災害発生時に大切にすべきことを伝えました。その他にも、竹キャンドルに絵を書くコーナー、竹に願いを書く短冊づくり、竹の水鉄砲による的あてなど、地域の子ども達が楽しめる場を設けました。

プロジェクトメンバーの山口貴巨さん(経営学科2年)は、「コロナ禍の中、3年ぶりにイベントの場を設けることができ、地域の方々に災害の恐ろしさや被災者の想いを発信できる良い機会になったと思います」と語ってくれました。

今後も武田山まちづくりプロジェクトの活躍にご期待ください。

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