第6回グローバル化SD研修会を実施しました。

8/30/2022
行事 明徳館 国際交流

8月23日(火)明徳館7階プレゼンテーションコートにて、グローバル・マインドの醸成をテーマに第6回グローバル化SD研修会を実施しました。今回は18名の職員が参加し、前半は勉強会、コーヒー・ブレイクを挟んで、後半はグループ・ワークとプレゼンテーションを行いました。

前半は、ジョージ・ハラダ国際教育交流センター長より、「何のためにグローバル・マインドを醸成する必要があるのか」や、大学の教職員全体のグローバル意識・国際感覚を高めることの重要性について説明がありました。また、2015年に国際連合加盟国により採択された17の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals—SDGs)の知識を深めるため、日本の取組、最新のトレンドについて学び、最後に、SDGs11番の目標である「住み続けられるまちづくり」について広島県の取組を探り、「国際平和文化都市」の強みについて認識を深めました。

続いて後半は、前半の勉強会で得た知識を元に、グループ・ワークを行いました。テーマは「広島県の「活性化」につながるアクションプラン」で、大学が広島県から依頼を受けたと想定し、県の強みを活かし県外や海外から留学生・観光客・長期移住者等を多く呼び寄せ、人口減少社会を少しでも解消できる計画について、4グループに分かれて話し合いました。

最後に、グループで話し合った内容のプレゼンテーションを行いました。各グループで作成したアクションプランは次のとおりです。
グループ1:空き家の再利用や過疎地を活性化するための新しい「グローバルタウン」を作る
グループ2:けん玉世界大会の参加者にミカン狩りや流れ星見学体験を取り入れた「広島県の特産・名物企画」
グループ3:8月6日の平和記念式典の時期に合わせてHiroshima Peace Festivalを実施し、県外や海外からの若者に楽しく効果的に「平和」学習をしてもらう
グループ4:広島の「密過ぎない都市」と「美しく自然豊かな中山間地域」を生かした「グランピング」の自然体験

いずれの企画も、SDGsを念頭におきながら広島県の発展が考えられており、県の強みや特徴を考慮した斬新的なアイディアを含む内容となりました。