経営学部の藤原ゼミでの取り組みが、「広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業」に採択されました!

7/29/2022
社会・地域 教育・研究 学生の活動

広島市による「広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業補助金の交付事業」に、経営学部経営学科の藤原ゼミナールの学生による提案が2件採択されました。(応募総数23件のうち11件に対し補助金を交付することが決定)

藤原ゼミでは、日頃から観光を切り口に、地域活性化に向けて取り組んでいます。7月10日(日)、16日(土)、17日(日)の3日間、東広島市に新しくオープンした「道の駅 西条のん太の酒蔵」の開業に伴う立ち上げ業務に携わり、オープン前後の店舗実習、ヒアリング調査を実施。国土交通省とも連携し、県内の他の道の駅においても店舗実習・現状調査および実証事業などを行うことで、学生視点で新たな提案を行っていく予定です。

藤原久嗣教授は、「こうした活動を通じて社会に関わり、学生たち自身の体験を通じて感じたことを知恵に変え、地方創生の発展に向けて今後の活動に繋げて欲しい」と学生へ期待を寄せました。
今後の活動に期待しています。

採択された取り組みは以下の通り

1、地域におけるにぎわいの創出(道の駅の利用促進に向けた課題分析と実証事業)
道の駅は、地域のにぎわいの場として活用し、その認知度を高め、更なる地域の活性化を図ることが求められています。本事業では、地域の核となる「道の駅」に着目し、店舗実習・現状調査および実証事業を実施することで、学生視点で新しい道の駅のあり方の提案を行うことを目的とします。

【実施スケジュール】
・7月10日(日)、7月16日(土)、7月17日(日)   西条のん太の酒蔵(東広島市)
・8月23日(火)、8月24日(水)            みはら神明の里(三原市)
・8月25日(木)、8月26日(金)            スパ羅漢(廿日市市)
・8月27日(土)、8月28日(日)            来夢とごうち(安芸高田町)
・9月~11月 調査結果まとめ・分析
・12月~2月 関係者への報告会を実施

2、ICT 環境の整備・有効活用(コロナ禍での交流機会の促進-学生による高齢者向けスマホ講座-)
テレビ電話の普及などにより、遠隔での交流が可能になったものの、その利用方法がわからない高齢者が多い状況にあります。政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」においても、官民双方で地方におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進することが目標の1つに掲げられ、「デジタル推進委員」の取り組みが進められようとしています。こうした中、学生自らが高齢者の交流機会の現状把握と課題を調査するとともに、学生による高齢者へのスマホ講座を開催し、交流機会の促進に向けた活動を行います。

【実施スケジュール】
・10月~11月 第1回スマホ講座開催予定
・12月~ 1月 第2回スマホ講座開催予定

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