東北支援プロジェクトが現地活動を行いました。

3/14/2022
学生の活動 興動館

3月10日(木)から3月13日(日)の4日間、東北支援プロジェクトのメンバーが宮城県気仙沼市・気仙沼大島、福島県において現地活動を行いました。

東北支援プロジェクトは、東日本大震災で被災した方々に「笑顔」になってもらうこと、発生から10年が経過し、希薄になりつつある震災に対する意識を「風化」させないこと、人の笑顔や喜びのために何ができるのか日々考え、命をつなぐことの意味を考える「命を見つめる」ことを目的に活動をしています。

現地では、災害が発生した3月11日に行われる追悼式での黙とうや災害を体験された方への取材活動、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の見学、福島大学災害ボランティアセンターで活動する学生たちとの情報交換会など、多くの活動を行いました。
現地活動に参加した都はるかさん(ビジネス情報学科2年)は「現地活動では、たくさんの方々が広島から来た私たちを温かく迎え入れてくださりました。東北の方々からは、『震災から11年経つという実感が湧かない、まだ昨日のことのように覚えている。東日本大震災の復興はまだ終わっていない、これからだ。』というお話を伺いました。私たちが広島でできることはたくさんの人々に命の大切さを考えてもらう機会を作ることと、東北の方々の想いを伝えていくことだと思います。私たちは広島で正しい情報を伝えるという責任を持ちながら、これからも活動を続けていきます。」と話してくれました。

今後は、従来の東日本大震災を風化させない活動に加え、災害の「意識」「認識」「知識」「情報」「備え」「防災」について、幅広い世代に考えてもらうための事業のほか、東北の特産品を販売する物産展も計画しています。

今後の東北支援プロジェクトの活動にご期待ください。