武田山まちづくりプロジェクトが「鎮魂のキャンドルナイト勉強会」を開催しました。

12/20/2021
学生の活動 興動館

12月18日(土)、武田山まちづくりプロジェクトが「鎮魂のキャンドルナイト勉強会」を開催しました。
武田山まちづくりプロジェクトは、学生ならではのアイデアで地域資源である武田山を保全・活用し、まちづくりの施策に生かしていく活動を行っています。加えて、平成26年広島土砂災害、平成30年西日本豪雨災害を受け、森林の土砂災害防止機能へのニーズが高まっている中で、武田山を災害に強い森にし、防災に対する啓発活動を推進することで、地域住民の防災への関心を高めていく活動も行っています。
「鎮魂のキャンドルナイト」とは、平成26年広島土砂災害で甚大な被害を受けた安佐南区において、亡くなられた方々に手を合わせる場所が欲しいという地域住民の方々の声をうけ、平成27年より開催してきた慰霊のイベントです。しかし、昨年度から新型コロナウイルス感染症の影響によりイベント開催が出来ていないことから、地域の方々との情報共有を目的として「鎮魂のキャンドルナイト勉強会」を開催しました。
当日は、防災・災害ボランティア活動支援チームの方々に講師を依頼し、防災・災害への理解を深めるディスカッションやグループワークを行うとともに、「鎮魂のキャンドルナイト」を開催してきた経緯、歴史をメンバー間で引き継いでいきました。
プロジェクトリーダーの上杉博斗さん(経済学科2年)は、「今年度も昨年度同様、新型コロナウイルス感染症の影響により、一般の方をご招待できず、規模を縮小した『勉強会』としての開催になりました。来年度は、私も含めてこのイベントを経験したことのないメンバーが活動の中心になるので、途絶えることなく続けていきたいという想いで必死に取り組みました。今回私たちが学んだことを、今後地域の方に発信していくとともに、来年の『鎮魂のキャンドルナイト』に必ず生かしていきます。」と語ってくれました。
今後も武田山まちづくりプロジェクトの活躍にご期待ください。

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