経済学部の学生が世羅町の農業課題を現地調査し、解決策の提言に向けて取り組んでいます。

12/8/2021
社会・地域 教育・研究 学生の活動

経済学部経済学科の藤谷ゼミナールで地域経済論を学ぶ学生が、広島県世羅町の農業が抱える問題について、若者目線のアイデアで解決策を提言しようと、調査・研究を行っています。

6月から調査を開始。世羅町の全面的な協力のもと、世羅高原農場や世羅幸水農園、JA尾道市世羅営農センター、夢高原市場などの現地調査を行いました。
また、世羅町産業振興課の方など、多くの関係者の方々にインタビューを実施し、現場の生の声を集めました。

世羅町は、農業所得の低下や農業者の高齢化と担い手の減少、販売先の確保が難しいなど、多くの課題を抱えていますが、県内の主要農業地域として位置づけられ、6次産業ネットワークの構築や農事組合法人の設立に取り組むなど、農業振興の先進的なモデル地区として県内外から評価されている地域でもあります。このような世羅町の現状に対し、さらなる発展のための提言がどこまで可能か、学生らの挑戦が続いています。

これまでの現地調査をもとにした提案の報告会は、1月中旬までに世羅町役場の方々やインタビューに協力していただいた関係者の方々に対して開催する予定です。

今後も藤谷ゼミをはじめ、本学学生の成長や活躍にご期待ください。

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