「衣・食・住」から防災を考える!新谷ゼミが「ぼうさいこくたい2026」で研究成果を発表、2日間で150組が来場しました。

10/28/2026
社会・地域 教育・研究

10月17日(土)、18日(日)、新谷昌也ゼミ(経済学部経済学科)が鳥取県倉吉市で開催された「ぼうさいこくたい2026」に参加しました。

「ぼうさいこくたい」は、防災に取り組む多様な団体が活動や知見を発信・共有する日本最大級の防災イベントです。新谷ゼミは、山陽女子短期大学と共同で「衣・食・住」をテーマとした研究に取り組み、ポスター展示やプレゼンテーションを通して、その成果を発表しました。本学のブースには、2日間で150組以上の方が訪れてくださいました。

「衣」では防災の機能を取り入れた普段着、「食」では長く保存できて食べやすい補食について、市販品数十点のデータを比較・検討しました。また、「住」では熊本地震や能登半島地震での車中泊避難を分析。駐車拠点のルールが行政区画や災害の種類ごとに区切られて非常時に活かせないこと、平時の防犯対策が災害時には燃料確保の壁になり得ることなど、平時の制度と災害時の必要とのズレを指摘しました。さらに、停電しても給油できるスタンドの立地と車移動圏を重ね、広島県北部に燃料難に陥りかねない地区が5地区・住民約800人分あることも見出し、拠点・燃料・情報の3つの備えにまとめて提言しました。

参加した土谷太翼さん(経済学科3年)は、「今回の活動を通して、『衣』や『食』に比べて、車中泊避難やインフラに関する『住』の課題に興味を持ってくださる来場者の方は少ないと感じました。一方で、ポスターをご覧になった方から『燃料の問題を抱えている地域は自分の地域にもある』というご意見をいただき、こうした課題は一部の地域に限らず、全国に関わる問題だと実感しました。今回の経験を、今後の研究にも活かしていきたいです」と話しました。

関連情報