教育ネットワーク中国、広島市、公益財団法人広島市文化財団と広島県内の各大学との共催によりシティカレッジ(公開講座)を実施しています。
2022年度の本学の講座は、「続『ウィズ・コロナ』時代の社会~私たちの生き方を考える~」と題し、11月1日(火)から11月22日(火)まで4回にわたり開講されます。
「続『ウィズ・コロナ』時代の社会~私たちの生き方を考える~」
2020年に始まった新型コロナウイルス感染症の拡大は、変異株の登場などもあって、2022年初頭を迎えてもなお収束の兆しが見えません。しかし、私たちには、感染症を「正しく知り、正しく恐れ」ながらも、「日々の営み」を少しずつ取り戻し、ゆっくりと前を向いて進んでいくことが求められています。そのような状況を受けて、今回も昨年度に引き続き「『ウイズ・コロナ』時代の社会~私たちの生き方を考える~」と題して、さまざまなテーマの講義を用意いたしました。お聴きいただく皆様に少しでも資するものとなれば幸いです。
<共催>教育ネットワーク中国、広島市、公益財団法人広島市文化財団
講座概要
日程 | 講師 | テーマ・講義内容 | |
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第1回 11月1日(火) |
准教授 宮辻 渉 |
【テーマ】 | COVID-19を通じた働き方の変容: テレワークの効用と限界 |
【講義内容】 | コロナウィルスは、我々の生活様式を一変させました。その中のひとつが働き方です。テレワークは我々を既存の働き方から解放しました。一方で、我々はICTを通じた監視対象ともなりました。本講義はこうしたテレワークの光と影について考えたいと思います。 | ||
第2回 11月8日(火) |
准教授 山根 智沙子 |
【テーマ】 | 真価が問われる行動経済学:新型コロナ危機をきっかけに何が変わったのか |
【講義内容】 | 近年、政策現場で注目を集めている「ナッジ(nudge:そっと後押しする)」。新型コロナ感染症対策としても、世界中で「ナッジ」が活用されています。しかしながら、その政策効果に疑問を投げかける声も!今、何が問題になっているのかをご紹介します。 | ||
第3回 11月16日(水) |
准教授 上手 幸治 |
【テーマ】 | コロナ禍におけるメンタルヘルス |
【講義内容】 | コロナウイルス感染症は3種類の感染予防が必要です。①ウィルスの感染予防。②不安の感染予防。③感染者やワクチン非接種者への差別意識の感染予防。コロナ禍の生活において、メンタルヘルスを健康に保つ方法を臨床心理学的に検討していきます。 | ||
第4回 11月22日(火) |
教授 渡辺 郁夫 |
【テーマ】 | 「病」と仏教 |
【講義内容】 | 仏教では「生老病死」の「四苦」の一つとして「病」を捉えてきました。日本では大乗仏教を受容したため奈良時代からの薬師如来信仰や平安時代からの阿弥陀仏信仰により「病」と「死」を受け止めてきました。それらを通して「病」と仏教について考えます。 |
コーディネーター
教授 濵田 敏彦
時間
18:00~19:30(開場17:30)
会場
〒730-0036 広島市中区袋町6-36
広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C
受講料
無料
定員
30名
申込開始日
10月3日(月)
申込手順
手順1 | 講座を受けるためには、受講証が必要です。教育ネットワーク中国に登録の手続きをしてください。 詳しくはhttp://www.enica.jp/hiroshima/index.htmlを参照してください。 また、教育ネットワーク中国「ひろしまカレッジ事務局」にお問い合わせください。 〒730-0803 広島市中区広瀬北町9-3(広島修道大学インターナショナルハウス内) 教育ネットワーク中国 「ひろしまカレッジ事務局」 TEL(082)533-7590 FAX(082)533-7591 ※なお、すでに受講証をお持ちの方は、再度、登録の手続きの必要はありません。 |
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手順2 | 受講証の手続きが終わった方は、または、すでに受講証をお持ちの方は、電話、ファックス、来所にて、 ①希望講座もしくは大学名 ②氏名(ふりがな) ③住所 ④連絡先(電話番号・ファックス番号等) を以下の申込先にお知らせください。 ※郵送(はがき等)による申し込みは受け付けておりません。 |
申込先 問合先 |
公益財団法人広島市文化財団ひと・まちネットワーク部管理課 〒730-0036 広島市中区袋町6-36(広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5階) TEL(082)541-5335 FAX(082)541-5611 |
受付時間
月~金(祝日を除く) 8:30から17:15まで(来所の場合は9:30から)