教職課程

中学•高校教諭の免許状が取得できる教職課程を設置。
教職課程支援室では、きめ細やかなサポートを行っています。

中学校・高等学校教諭の免許状が取得できるよう、教育職員免許法等に基づいて教職課程を開設しています。教職課程支援室を設けるなど、授業時間外にも本学教職員が個別指導や、自主学習の支援をしています。また、教員採用試験対策に特化した授業も開講しており、学生の免許状取得・採用試験に向けて、きめ細やかなサポートを行っています。

取得できる免許状の種類と教科

採用までの流れ

履修モデル(4年間の流れ)

履修系統図(資格関連科目)

【ピックアップ】教職実践演習(中・高)

教育実習で気づいた自分の課題を解決する授業研究演習を学生中心に行います。

学生は、実習校の先生方や生徒から多くの示唆を得たり、実践上の課題に気づいて大学に戻ってきます。その課題を自ら克服し、さらに成長できるように、教職課程の総まとめの演習を行います。大切な授業の場で、どうすれば自分の課題を乗り越えられるかがわかっていれば、免許状取得後、進んで学校現場に臨むことができようになるはずです。この演習では、教職課程の仲間と自主的で自発的な授業研究を行い、仲間と活発な対話を行います。互いの授業を観察して、よく吟味し、自分の課題に対する具体的な解決策を見つけます。

サポート体制(教職課程支援室)

学生たちが、中・高の教科書や教員採用試験対策の教材、パソコン、電子黒板等を自由に利用して自習したり、学び合ったりできる教職課程支援室を設けています。授業時間外に、ここで担当教員と対話しながら理解を深める場として、また、教職課程で学ぶ仲間たちと意識を高め合い、情報交換する場になっています。

教諭としての今の自分があるのは、模擬授業で得た率直な助言のおかげ。

廿日市市立大野中学校 教諭
岡本 大輝さん
経済学科 2020年3月卒業/山口県・松陰高校出身

中学時代を支えてくれた恩師への思いから、中学教諭を目指すようになりました。大学の教職課程では、授業への興味喚起や生徒との接し方など、具体的かつ実践的な知識をたくさん学べました。なかでも「模擬授業」での、学友からの率直で多様な意見はとても貴重なものでした。今もそのときの経験が授業の改善に活かされています。担任になってからは生徒と関わる機会も増え、大変ではありますがとてもやりがいを感じています。今後はかつて自分の背中を押してくれた恩師のように、困っている生徒の声を聞き逃さず支えられるよう成長し続けたいです。

大学で学んだ教諭として欠かすことができない能力を、今後も磨き続ける。

広島県立広島商業高校 教諭
波多野 海大さん
ビジネス情報学科 2021年3月卒業/広島県・尾道商業高校出身

在学中に高等学校の「情報」と「商業」の教員免許を取得し、現在商業科の教諭として勤務をしています。大学では、徹底した教材研究、熱心な先生方から指導やアドバイスをいただくなど現場で役立つ専門的なスキルや、生徒への向き合い方の基本を学ぶことができました。今後は、さらに教科の授業に関する知識や技術のレベルアップをしていくとともに、生徒との関係性の構築など、教諭として求められる資質や能力の向上を図りたいと考えています。その際には、広島経済大学で身につけた「何事も明るく、元気で、前向きに」という「経大スピリッツ」を忘れず、努力してきたいです。

大学院で取得できる教職免許一覧

研究科 専攻 免許状の種類 免許教科
経済学研究科 経済学専攻 高等学校教諭専修免許状 地理歴史
高等学校教諭専修免許状 公民

※高等学校教諭専修免許状の取得には、当該教科の高等学校教諭一種免許状を所有している必要があります。

教職課程の自己点検評価について

教職課程について自己点検・評価を実施し、2022年度「教職課程自己点検評価報告書」を作成しました。
自己点検・評価の結果をもとに、教職課程の質向上を目的とした継続的な改革・改善に努めています。

<教職課程に関する問い合わせ先>