興動館教育プログラム

実践を重視した2つの学びで、社会が求めている力「人間力」を育成します。

3つの輪

社会は「人間力」を持った人材を求めています。
興動館教育プログラムは、実践を通じて知識やスキルを身に付ける「興動館科目」と、まず行動することによって自らの成長につなげる「興動館プロジェクト」からなります。
それらが相互に作用し合い、密度の濃い2つの学びを通じて、実社会で活躍するための「人間力」を育てます。

広島経済大学では人間力を次のように定義しています。

(1)自分の心の壁を取り払い、自分をさらけ出すことができる勇気
(2)相手の心を推し量り、相手にうまく働きかけることができる能力
(3)個人の持つ諸能力や、人を引き付ける魅力を発揮して、「人と共に何かを成し遂げる力」

興動館教育プログラムへの評価

興動館教育プログラムは、平成20年・21年に経済産業省が公募した「体系的な社会人基礎力育成・評価システム開発・実証事業」に応募し、2年連続で採択されました。これを機に経済産業省が発表した「社会人基礎力」の定義を取り入れ、本学オリジナルの「人間力マップ」や「プログレスシート」を基に、学生の成長度を定量的に評価するシステムを構築し、運用を開始しています。

プログレスシート

興動館プロジェクトで使用する「プログレスシート」では、プロジェクト活動の中で獲得した人間力(社会人基礎力)を1年ごとにふりかえり、自身の課題や成長した点を確認することができます。

プログレスシートとは、興動館プロジェクトの活動のなかでどのような気づきや学びを得たのかを記録し、それをもとに自身の人間力を自己評価するものです。コーディネーターとの面談やメンバー間でのピア評価を行うことで、自身の強みや弱みを多角的に知ることができます。これにより、次年度以降の活動や今後の人生をどう過ごすのかを意識し、次の行動へつなげていきます。

「社会人基礎力」とは・・・。

皆さんは「社会人基礎力」をご存知ですか?これは経済産業省が定義したもので、左図の3つの能力、12の要素のことをさします。社会人として、職場や地域社会で活躍するためには、これらの力が必要であると考えられています。本学では、興動館教育プログラムを通して、「社会人基礎力」を育てます。

興動館プロジェクトプログレスシート(2022)

人間力チェックシート

興動館科目で使用する「人間力チェックシート」では、自身が獲得したい人間力(社会人基礎力)が明確にイメージでき、そのために取るべき行動を意識できるようになります。

人間力チェックシートによって、興動館科目の初回の授業で自身の獲得したい人間力(社会人基礎力)を明確にし、中間、最終と2回のふりかえりとわかちあいを行うことで、授業へ取り組む姿勢を意識しながら自身の成長を確認します。科目を履修した後も、自身の強みや今後取り組むべき課題を理解することで、今後の大学生活や人生をどう過ごすのかを意識し、次の行動へつなげていきます。

興動館教育プログラムの拠点「興動館」

キャンパスに隣接した興動館は、興動人に必要な人間力を育むメイン施設です。館内には興動館科目が開講されるゼミ室や興動館プロジェクト専用のスペースを設置。プロジェクト、ゼミなどの活動の場として、学生や教職員は24時間利用できます(要申請)。
専任のスタッフ(6名)がサポートしています。

興動館

興動館教育プログラムのご案内2023

興動人Voice -学生の声-