興動人Voice 「ゼロから立ち上げる」興動人

学生だけで運営するカフェで学びを実践、 新しい自分に出会えました

五味樹里

五味さん1

実践と結びついている学び

実戦的な経営を学びたかった私は、この大学で多様な学びを通して成長しているのを実感しています。例えば「マーケティング論」では、どんなサービスがお客さまに喜ばれるのか、心動かされるサービスとはどんなものなのかを考えることができますし、「経営組織論」では、組織で活動する際の個人の役割について知ることができます。ゼミでは宮島の観光客の滞在時間をアップさせるための方法について、観光MAPを作ったり、キャンプを提案したり、実践的な活動を行っています。プレゼンテーション能力も、ゼミで鍛えられました。

五味さん2

私が変わったカフェ運営プロジェクト

特に良かったのが、こうした学びを実戦で活かせる「興動館プロジェクト」の存在です。私は「カフェ運営プロジェクト」で活動してきました。学生だけでカフェ運営に取り組むこのプロジェクトでは、すべてのお客さまに満足していただけるような空間づくりとサービス提供を意識しています。プロジェクトでは、学科で学んだ知識を活かせるだけでなく、メンバー同士の情報共有や外部の企業の方との打ち合わせなど、人と接する機会が頻繁にあります。少しずつコミュニケーション力を身につけ、今では積極的に発信することができるようになりました。高校生の頃は人と接するのが苦手だった私が、活動を通して大きく変わることができました。

五味さん3

100km歩く子どもたちをサポート

もっと色々なことにチャレンジしたいと思うようになり、教職課程の先生の勧めもあって、学外のボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。
炎天下の8月上旬、尾道市内の100kmコースを4泊5日で歩き抜く小学生をサポートしてきました。子どもたちが全員完歩できるように、また子どもたちが仲間とともに一つの目標に向かって頑張ることの素晴らしさや楽しさを感じることができるように、他大学の学生と一緒になって準備を重ねました。歩けなくなった子どもをケアする時にも、疲れたからなのか、歩きたくないからなのか見極めながら声を掛ける必要があります。普段の大学生活とはまた違った、刺激を受けることができ、達成感も味わえました。

五味さん4

充実したキャンパスライフ

お互いに刺激し合える友人は、かけがえのない存在です。ある時は、一緒に思いっきり遊んだり、またある時は悩みを相談したり。自分とは違った視点の意見やアドバイスをもらえるので、とても参考になります。特に、テスト期間や就職活動中は、相談や情報交換の機会が多く、出会えてよかったと思っています。
ゼミの先生にも、とてもお世話になっています。私たちのことを第一に考えてくれて、勉強のことや進路のことなど、困ったことがあればすぐに相談しています。先日は、履歴書の書き方について丁寧にアドバイスしていただきました。金融関係の仕事に就くという将来の夢に向けて、充実した毎日を過ごしています。
(2017年4月取材当時)

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